LVM_GETITEMSTATE メッセージ

リスト ビュー アイテムの状態を取得します。 このメッセージは、明示的に送信することも、 ListView_GetItemState マクロを使用して送信することもできます。

パラメーター

wParam

リスト ビュー項目のインデックス。

lParam

取得する状態情報。 このパラメーターは、次の値と組み合わせて指定できます。

説明
LVIS_CUT
項目は、切り取りと貼り付けの操作でマークされます。
LVIS_DROPHILITED
項目はドラッグ アンド ドロップ ターゲットとして強調表示されます。
LVIS_FOCUSED
項目にはフォーカスがあるため、標準のフォーカス四角形で囲まれています。 複数の項目を選択できますが、フォーカスを設定できるのは 1 つの項目のみです。
LVIS_SELECTED
項目が選択されています。 選択した項目の外観は、フォーカスがあるかどうかと、選択に使用されるシステムの色によって異なります。
LVIS_OVERLAYMASK
このマスクを使用して、項目のオーバーレイ 画像インデックスを取得します。
LVIS_STATEIMAGEMASK
このマスクを使用して、項目の状態イメージ インデックスを取得します。

戻り値

指定した項目の現在の状態を返します。 戻り値の有効なビットは、 lParam パラメーターで設定されたビットに対応するビットのみです。

解説

アイテムの状態情報には、一連のビット フラグと、アイテムの状態イメージとオーバーレイ イメージを示すイメージ リスト インデックスが含まれます。

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Commctrl.h

関連項目

LVM_SETITEMSTATE