LVM_SETITEMCOUNT メッセージ

リスト ビュー コントロールで、指定した数の項目にメモリを割り当てるか、 仮想リスト ビュー コントロール内の項目の仮想数を設定します。

パラメーター

wParam

リスト ビュー コントロールに最終的に含まれる項目の数。

lParam

バージョン 4.70。 アイテム数をリセットした後のリスト ビュー コントロールの動作を指定する値。 この値には、次の組み合わせを指定できます。

説明
LVSICF_NOINVALIDATEALL
リスト ビュー コントロールは、影響を受ける項目が現在表示されていない限り、再描画されません。
LVSICF_NOSCROLL
リスト ビュー コントロールは、アイテム数が変更されたときにスクロール位置を変更しません。

戻り値

成功した場合は 0 以外、それ以外の場合は 0 を返します。

解説

メモリの割り当て方法は、リスト ビュー コントロールの作成方法によって異なります。 このメッセージは、明示的に送信することも、 ListView_SetItemCount または ListView_SetItemCountEx マクロを使用することもできます。 詳細については、「 仮想List-View スタイル」を参照してください。

リスト ビュー コントロールが LVS_OWNERDATA スタイルなしで作成された場合、このメッセージを送信すると、コントロールは指定した数の項目に対して内部データ構造を割り当てます。 これにより、項目が追加されるたびにコントロールでデータ構造を割り当てる必要がなくなります。

リスト ビュー コントロールが LVS_OWNERDATA スタイル (仮想リスト ビュー) で作成された場合、このメッセージを送信すると、コントロールに含まれる項目の仮想数が設定されます。

lParam パラメーターは、LVS_OWNERDATAおよびLVS_REPORTまたはLVS_LISTスタイルを使用するリスト ビュー コントロールのみを対象としています。

共通コントロール リスト ビューが仮想化リスト ビュー (LVS_OWNERDATA) の場合、リスト ビューには 100,000,000 項目の制限があります。 このシナリオでは、wParam が 100,000,001 の場合、LVM_SETITEMCOUNTは FALSE を返します。

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Commctrl.h