ストリームを使用する方法
ストリームを使用して、リッチ エディット コントロールとの間でデータを転送できます。 ストリームは、バッファーとアプリケーション定義のコールバック関数を指定する EDITSTREAM 構造体によって定義されます。
リッチ エディット コントロールにデータを読み取る (つまり、データをストリーミングする) には、EM_STREAMIN メッセージを使用します 。 コントロールはアプリケーションのコールバック関数を繰り返し呼び出して、そのたびにデータの一部をバッファーに転送します。
リッチ エディット コントロールの内容を保存する (つまり、データをストリーミングする) には、EM_STREAMOUT メッセージを使用できます 。 コントロールは、バッファーへの書き込みを繰り返して、アプリケーションのコールバック関数を呼び出します。 コールバック関数は、呼び出しごとに、バッファーの内容を保存します。
知っておくべきこと
テクノロジ
前提条件
- C/C++
- Windows ユーザー インターフェイス プログラミング
手順
ストリームの使用
次のコード例は、.rtf ファイルをリッチ エディット コントロールに読み取る方法を示しています。 ファイル ハンドルは、EDITSTREAM 構造の dwCookie メンバーを介してコールバック関数に渡されます。
DWORD CALLBACK EditStreamCallback(DWORD_PTR dwCookie,
LPBYTE lpBuff,
LONG cb,
PLONG pcb)
{
HANDLE hFile = (HANDLE)dwCookie;
if (ReadFile(hFile, lpBuff, cb, (DWORD *)pcb, NULL))
{
return 0;
}
return -1;
}
BOOL FillRichEditFromFile(HWND hwnd, LPCTSTR pszFile)
{
BOOL fSuccess = FALSE;
HANDLE hFile = CreateFile(pszFile, GENERIC_READ,
FILE_SHARE_READ, 0, OPEN_EXISTING,
FILE_FLAG_SEQUENTIAL_SCAN, NULL);
if (hFile != INVALID_HANDLE_VALUE)
{
EDITSTREAM es = { 0 };
es.pfnCallback = EditStreamCallback;
es.dwCookie = (DWORD_PTR)hFile;
if (SendMessage(hwnd, EM_STREAMIN, SF_RTF, (LPARAM)&es) && es.dwError == 0)
{
fSuccess = TRUE;
}
CloseHandle(hFile);
}
return fSuccess;
}
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