スクロール バーの使用

このセクションには、スクロール バーを作成する方法を示すトピックが含まれています。

このセクションの内容

トピック 説明
スクロール バーを作成する方法
オーバーラップ ウィンドウ、ポップアップ ウィンドウ、または子ウィンドウを作成するときに、CreateWindowEx 関数を使用し、WS_HSCROLL スタイル、WS_VSCROLL スタイル、またはその両方のスタイルを指定することで、標準のスクロール バーを追加できます。
テキストをスクロールする方法
このセクションでは、ユーザーがテキストをスクロールできるように、アプリケーションの メイン ウィンドウ プロシージャに対して行うことができる変更について説明します。 このセクションの例では、テキスト文字列の配列を作成して表示し、ユーザーがテキストを垂直方向と水平方向の両方にスクロールできるように、WM_HSCROLL および WM_VSCROLL スクロール バー メッセージを処理します。
ビットマップをスクロールする方法
このセクションでは、ユーザーがビットマップをスクロールできるように、アプリケーションの メイン ウィンドウ プロシージャに対して行うことができる変更について説明します。
この例には、画面の内容をビットマップにコピーし、クライアント領域にビットマップを表示するメニュー項目が含まれています。 この例では、ユーザーがビットマップを垂直および水平方向にスクロールできるように、スクロール バーが生成する WM_HSCROLL および WM_VSCROLL メッセージが処理されています。 スクロール テキストの例とは異なり、ビットマップの例では、BitBlt 関数を使用してクライアント領域の無効な部分を描画します。
標準スクロール バーのキーボード インターフェイスを作成する方法
スクロール バー コントロールには組み込みのキーボード インターフェイスが用意されていますが、標準のスクロール バーでは提供されません。 標準のスクロール バー用にキーボード インターフェイスを実装するには、ウィンドウ プロシージャで WM_KEYDOWN メッセージを処理し、wParam パラメーターで指定された仮想キー コードを調べる必要があります。 仮想キー コードが方向キーに対応している場合は、ウィンドウ プロシージャは、wParam パラメーターの下位ワードを適切なスクロール バー要求コードに設定した WM_HSCROLL メッセージまたは WM_VSCROLL メッセージをプロシージャ自身に送信します。