COM+ カタログ内でのプロパティの編集
コレクション内の各項目は、プロパティを公開します。 これらのプロパティは、項目が表す要素の構成データを保持する役割を果たします。 コンポーネント サービス管理ツールでは、これらのプロパティは、フォルダー内の項目を右クリックしてアクセスできるプロパティ ページに表示されます。
特定のコレクション内の項目はすべて同じ種類のものを表しているため、これらの項目はコレクション全体で一貫性のあるプロパティのセットを公開します。 たとえば、Applications コレクションは、Name プロパティ、AppID プロパティなどを公開します。 これは、コンポーネント サービス管理ツールの各アプリケーションが、一貫性のある方法で構造化されたプロパティ ページを使用可能にする方法に似ています。 Applications コレクションで使用可能なプロパティの一覧については、「アプリケーション」をご覧ください。 Components コレクションで使用可能なプロパティの一覧については、「コンポーネント」をご覧ください。
各コレクション内の項目によって公開されるプロパティの完全な一覧については、「COM+ 管理コレクション」をご覧ください。
COMAdminCatalogObject クラスから作成されたオブジェクトを使用することにより、コレクション内の項目を表します。 このオブジェクトを使用すると、その項目によって公開されるプロパティを設定および取得できます。 プロパティを設定するとき、COM+ カタログに対して別のライターと競合している可能性もあります。 詳細については、「プロパティの取得と設定」を参照してください。
プロパティを設定すると、変更を明示的に保存するまで、実際には変更はコミットされません。 詳しくは、「変更の保存または破棄」をご覧ください。
変更を保存すると、互換性のない構成に設定されないように、COM+ カタログによっていくつかの構成ロジックが適用されます。 さらに、他の特定のプロパティを明示的に変更すると、一部のプロパティも変更されます。 詳しくは、「プロパティ間の相互依存関係」をご覧ください。
さらに、COM+ には、特定のコレクション内の項目で使用できるプロパティを動的に照会できる機能があります。 詳しくは、「使用可能なプロパティの照会」をご覧ください。
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