XTYP_ADVSTART トランザクション
クライアントは 、XTYP_ADVSTART トランザクションを使用して、サーバーとのアドバイス ループを確立します。 動的 Data Exchange (DDE) サーバー コールバック関数 DdeCallback は、クライアントが DdeClientTransaction 関数の wType パラメーターとしてXTYP_ADVSTARTを指定すると、このトランザクションを受け取ります。
#define XCLASS_BOOL 0x1000
#define XTYP_ADVSTART (0x0030 | XCLASS_BOOL )
パラメーター
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uType
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トランザクションの種類。
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uFmt
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クライアントによって要求されたデータ形式。
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hconv
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会話へのハンドル。
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hsz1
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トピック名のハンドル。
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hsz2
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アイテム名のハンドル。
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hdata
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使用されていません。
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dwData1
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使用されていません。
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dwData2
-
使用されていません。
戻り値
サーバー コールバック関数は、指定したトピック名と項目名のペアに対してアドバイズ ループを許可するには TRUE を返し、アドバイス ループを拒否するには FALSE を 返す必要があります。 コールバック関数が TRUE を返す場合、同じトピック名と項目名のペアでサーバーによって DdePostAdvise 関数を後続で呼び出すと、システムは XTYP_ADVREQ トランザクションをサーバーに送信します。
解説
クライアントが、既に確立されているアドバイズ ループのトピック名、アイテム名、およびデータ形式に関するアドバイズ ループを要求した場合、動的データ交換管理ライブラリ (DDEML) は重複するアドバイズ ループを作成するのではなく、最新の要求に一致するようにアドバイス ループ フラグ (XTYPF_ACKREQ および XTYPF_NODATA) を変更します。
サーバー アプリケーションが DdeInitialize 関数でCBF_FAIL_ADVISES フラグを指定した場合、このトランザクションはフィルター処理されます。
必要条件
要件 | 値 |
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サポートされている最小のクライアント |
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
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