彩度キー効果
指定された色のプラスまたはマイナスの許容値をアルファに変換します。 たとえば、彩度キーを使用すると、緑の画面オーバーレイ効果のために画像の背景を削除できます。
この効果の CLSID はCLSID_D2D1ChromaKey。
画像の例
Note
この例では、彩度キー効果の出力は、チェッカーボードの透明な背景を持つ 2 番目の画像です。 3 番目の画像では、これを最終的な緑色の画面オーバーレイの背景画像と組み合わせます。
サンプル コード
ComPtr<ID2D1Effect> chromakeyEffect;
m_d2dContext->CreateEffect(CLSID_D2D1ChromaKey, &chromakeyEffect);
chromakeyEffect->SetInput(0, bitmap);
chromaKeyEffect->SetValue(D2D1_CHROMAKEY_PROP_COLOR, {0.0f, 1.0f, 0.0f, 0.0f});
chromakeyEffect->SetValue(D2D1_CHROMAKEY_PROP_TOLERANCE, 0.2f);
chromakeyEffect->SetValue(D2D1_CHROMAKEY_PROP_INVERT_ALPHA, false);
chromakeyEffect->SetValue(D2D1_CHROMAKEY_PROP_FEATHER, false);
m_d2dContext->BeginDraw();
m_d2dContext->DrawImage(chromakeyEffect.Get());
m_d2dContext->EndDraw();
Effect プロパティ
彩度キー効果のプロパティは、 D2D1_CHROMAKEY_PROP 列挙によって定義されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10 [デスクトップ アプリ |Windows ストア アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 10 [デスクトップ アプリ |Windows ストア アプリ] |
ヘッダー | d2d1effects_2.h |
ライブラリ | d2d1.lib、dxguid.lib |