rcp - vs

ソース スカラーの逆数を計算します。

構文

rcp dst、src

 

where

  • dst は宛先レジスタです。
  • src はソース レジスタです。 ソース レジスタでは、レプリケート スウィズルを明示的に使用する必要があります。つまり、.x、.y、.z、.w swizzle コンポーネント (または 、.r、.g、.b、.a 相当物) のいずれかを指定する必要があります。

解説

頂点シェーダーのバージョン 1_1 2_0 2_x 2_sw 3_0 3_sw
rcp x x x x x x

 

次のコード フラグメントは、実行された操作を示しています。

float f = src0;
if(f == 0.0f)
{
    f = FLT_MAX;
}
else 
{
    if(f != 1.0)
    {
        f = 1/f;
    }
}

dest = f;

入力が正確に 1.0 の場合、出力は正確に 1.0 である必要があります。 ソースが 0.0 の場合、無限大が得られます。

一般的な実装では仮数と指数が分離されるため、有効桁数は範囲 (1.0,2.0) に対する絶対誤差が少なくとも 1.0/(2²²) である必要があります。

ソースに添字がない場合は、x コンポーネントが使用されます。

頂点シェーダーの手順