DirectShow での MPEG-2 のサポート
[このページに関連付けられている機能 DirectShow は、従来の機能です。 MediaPlayer、IMFMediaEngine、および Media Foundation のオーディオ/ビデオ キャプチャに置き換わりました。 これらの機能は、Windows 10とWindows 11用に最適化されています。 新しいコードでは、可能であれば、DirectShow ではなく Media Foundation で MediaPlayer、IMFMediaEngine、Audio/Video Capture を使用することを強くお勧めします。 Microsoft は、従来の API を使用する既存のコードを、可能であれば新しい API を使用するように書き直すよう提案しています。]
このセクションでは、DirectShow で MPEG-2 コンテンツを再生するために使用できるコンポーネントについて説明します。
注意
DVD ビデオは MPEG-2 に基づいていますが、このセクションでは DVD の再生やナビゲーションについては説明しません。 DirectShow の DVD の詳細については、「 DVD アプリケーション」を参照してください。
MPEG-2 データは、ローカル ファイルから、またはネットワーク ブロードキャストや D-VHS デバイスなどのライブ ソースから取得できます。 パーサー フィルターはファイルからフィルター グラフにデータをプルするため、ファイルの再生は プル モード と呼ばれます。 ライブ ソースは、ソース フィルターによってグラフにデータがプッシュされるため、 プッシュ モード と呼ばれます。
DirectShow には、MPEG-2 システム ストリームを解析できる 2 つのフィルターが用意されています。
- MPEG-2 Demultiplexer ("demux"): このフィルターは、プログラム ストリームとトランスポート ストリームのプッシュ モードをサポートします。 Windows XP 以降では、プログラム ストリームのプル モードもサポートされています。
- MPEG-2 スプリッター: このフィルターは、ダウンレベル プラットフォーム上のプログラム ストリームのプル モードをサポートします。 このフィルターは、Windows XP 以降では非推奨です。
MPEG-2 demux または MPEG-2 スプリッターを使用するには、パケット化された基本ストリーム (PES) を受け入れる DirectShow 互換の MPEG-2 オーディオおよびビデオ デコーダーが必要です。
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