SETRGBSTRING メッセージ
[色] ダイアログ ボックスのフック プロシージャ CCHookProc は、SETRGBSTRING 登録済みメッセージをダイアログ ボックスに送信して、現在の色の選択を設定できます。
#define SETRGBSTRING TEXT("commdlg_SetRGBColor")
パラメーター
-
wParam
-
このパラメーターは使用されません。
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lParam
-
[色] ダイアログ ボックスで選択する 色 の RGB 値。 RGB マクロを使用して、 RGB カラー値の赤、緑、青の強度を指定できます。
戻り値
このメッセージには戻り値がありません。
解説
lParam が基本色のいずれか、または 16 個のカスタム色のいずれかに一致する場合、ダイアログ ボックスの手順でその色が選択されます。 ダイアログ ボックスのプロシージャでは、開いている場合は、[ 色 ] ダイアログ ボックスのユーザー設定の色拡張機能のすべてのコントロールも更新されます。
lParam が基本色またはユーザー設定の色と一致しない場合、ダイアログ ボックス プロシージャは現在の色の選択を変更しませんが、ユーザー設定の色コントロールが表示されている場合は更新されます。
例
次のサンプル コードでは 、SETRGBSTRING メッセージ識別子を取得し、色の選択を青に設定します。
UINT uiSetRGB;
uiSetRGB = RegisterWindowMessage(SETRGBSTRING);
SendMessage(hdlg, uiSetRGB, 0, (LPARAM) RGB(0, 0, 255));
必要条件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
|
Unicode 名と ANSI 名 |
SETRGBSTRINGW (Unicode) と SETRGBSTRINGA (ANSI) |