Uniscribe の使用

Uniscribe は、文字体裁をサポートし、中東およびアジアのスクリプトの複雑なルールを含む国際テキストの表示と編集をサポートする API を提供します。 Uniscribe には、完全に書式設定されたテキストを処理するための低レベルのルーチンと、書式設定されていないテキスト用の単純な ScriptString API セットが用意されています。

Uniscribe を使用すると、アプリケーションは Unicode 文字コードのバッキング ストアのみを管理する必要があります。 テキスト レイアウト アプリケーションは、文字の順序を追跡するために、他のバッファーまたはマッピング テーブルを維持する必要はありません。 各アプリケーションは、Unicode で定義されているのと同じ論理順序である、ユーザーが文字を入力する順序のみを格納および管理する必要があります。 レイアウト操作の結果としてバッキング ストアが変更されることはありません。 Uniscribe は、並べ替えたクラスターから、アプリケーションによって渡された元の文字境界へのインデックスを保持します。

このセクションでは、次のトピックについて説明します。

シェーパー

その他の処理

キャレット

単語と文字クラスター