Mailslot の作成
Mailslot は、CreateMailslot、GetMailslotInfo、SetMailslotInfo の 3 つの特殊な関数でサポートされています。 これらの機能は、mailslot サーバーによって使用されます。
次のコード サンプルでは 、CreateMailslot 関数を使用して、"sample_mailslot" という名前の mailslot へのハンドルを取得します。 「Mailslot への書き込み」のコード サンプルは、クライアント アプリケーションがこの mailslot に書き込む方法を示しています。
#include <windows.h>
#include <stdio.h>
HANDLE hSlot;
LPCTSTR SlotName = TEXT("\\\\.\\mailslot\\sample_mailslot");
BOOL WINAPI MakeSlot(LPCTSTR lpszSlotName)
{
hSlot = CreateMailslot(lpszSlotName,
0, // no maximum message size
MAILSLOT_WAIT_FOREVER, // no time-out for operations
(LPSECURITY_ATTRIBUTES) NULL); // default security
if (hSlot == INVALID_HANDLE_VALUE)
{
printf("CreateMailslot failed with %d\n", GetLastError());
return FALSE;
}
else printf("Mailslot created successfully.\n");
return TRUE;
}
void main()
{
MakeSlot(SlotName);
}
子プロセスによって継承できる mailslot を作成するには、アプリケーションで CreateMailslot の最後のパラメーターとして渡されるSECURITY_ATTRIBUTES構造を変更する必要があります。 これを行うために、アプリケーションは、この構造体の bInheritHandle メンバーを TRUE に設定します (既定の設定は FALSE です)。