Mailslot 操作

mailslots を使用する場合、クライアントとサーバーでは、次の表で説明する関数のみを使用する必要があります。 mailslots で動作するように設計されていないため、ファイル ハンドルまたはファイル名をパラメーターとして受け入れる場合でも、他の関数を使用しないでください。

Mailslot サーバー関数

Mailslot サーバーでは、次の表に示すように、3 つの関数を排他的に使用します。

機能 Description
CreateMailslot mailslot を作成し、mailslot ハンドルを返します。
GetMailslotInfo 最大メッセージ サイズ、メールスロット サイズ、mailslot 内の次のメッセージのサイズ、mailslot 内のメッセージの数、および読み取り操作でメッセージを待機できる時間を取得します。
SetMailslotInfo メールスロットの読み取りタイムアウトを変更します。

 

mailslot サーバーでは、次の機能も使用されます。

機能 Description
DuplicateHandle mailslot ハンドルを複製します。
ReadFileReadFileEx mailslot からメッセージを取得します。
GetFileTime mailslot が作成された日時を取得します。
SetFileTime メールスロットが作成された日時を設定します。
GetHandleInformation mailslot ハンドルのプロパティを取得します。
SetHandleInformation mailslot ハンドルのプロパティを設定します。

 

Mailslot クライアント関数

クライアント プロセスは、mailslot と対話するときに次の関数を使用します。

機能 Description
CloseHandle クライアント プロセスの mailslot ハンドルを閉じます。
CreateFile クライアント プロセスの mailslot ハンドルを作成します。
DuplicateHandle mailslot ハンドルを複製します。
WriteFileWriteFileEx メールスロットにデータを書き込みます。