ASF ContentInfo オブジェクト
ASF ContentInfo オブジェクトは、ファイルの ASF ヘッダー オブジェクトからの情報を格納します。 アプリケーションでは、次の目的で ContentInfo オブジェクトを使用できます。
- 既存のメディア ファイルの Header オブジェクトを読み取ります。 この場合、ContentInfo オブジェクトは Header オブジェクトを解析し、特性ファイルに関する情報を格納します。 Media Foundation では、これらのプロパティの一部が属性とインターフェイスを介して公開されます。 これらは、「 ASF ヘッダー オブジェクトの Media Foundation 属性」で説明されています。
- ヘッダー情報を書き込み、新しいファイルの Header オブジェクトを作成します。
- メディア ファイルの読み取りまたは書き込み中に、 ASF スプリッター、 ASF マルチプレクサー、ASF インデクサーなどの他の ASF オブジェクトを初期化します。
ASF ファイルの構造については、「 ASF ファイルの構造」を参照してください。
ContentInfo オブジェクトの作成
ContentInfo オブジェクトの新しいインスタンスを作成するには、 MFCreateASFContentInfo 関数を呼び出します。 このメソッドは、特定の ASF ファイルを操作するために初期化する必要がある空の ContentInfo オブジェクトへのポインターを返します。 アプリケーションが既存のファイルを読み取っているか、新しい ASF ファイルを書き込んでいるかに応じて、 IMFASFContentInfo::P arseHeader または IMFASFContentInfo::SetProfile を呼び出して空のオブジェクトを設定する必要があります。
これらのメソッド呼び出しの詳細については、次のトピックを参照してください。
- 既存のファイルの ASF ヘッダー オブジェクトの読み取り
- ASF ヘッダー オブジェクトからの情報の取得
- 新しいファイルの ASF ヘッダー オブジェクトの書き込み
- ASF ヘッダー オブジェクトの Media Foundation 属性
関連トピック