MF_READWRITE_ENABLE_HARDWARE_TRANSFORMS属性
ソース リーダーまたはシンク ライターがハードウェア ベースの Media Foundation 変換 (MFT) を使用できるようにします。
データ型
UINT32
取得/設定
この属性を取得するには、 IMFAttributes::GetUINT32 を呼び出します。
この属性を設定するには、 IMFAttributes::SetUINT32 を呼び出します。
解説
既定では、ソース リーダーとシンク ライターではハードウェア デコーダーやエンコーダーは使用されません。 ハードウェア MFT の使用を有効にするには、ソース リーダーまたはシンク ライターを作成するときに、この属性を TRUE に 設定します。
この属性は、次の関数と共に使用します。
- MFCreateSourceReaderFromByteStream
- MFCreateSourceReaderFromMediaSource
- MFCreateSourceReaderFromURL
- MFCreateSinkWriterFromMediaSink
- MFCreateSinkWriterFromURL
既定の動作には例外が 1 つあります。 ソース リーダーとシンク ライターは、呼び出し元のプロセスでローカルに登録されている MFT を自動的に使用します。 MFT をローカルに登録するには、 MFTRegisterLocal または MFTRegisterLocalByCLSID を呼び出します。 MF_READWRITE_ENABLE_HARDWARE_TRANSFORMS属性が設定されていない場合でも、ローカルに登録されているハードウェア MFT が使用されます。
この属性は、DirectX ビデオ アクセラレーション (DXVA) を使用するハードウェアアクセラレーションビデオデコードには影響しません。 ソース リーダーで DXVA デコードを有効にするには、 MF_SOURCE_READER_D3D_MANAGER 属性を設定します。
この属性が TRUE の場合は、 MF_READWRITE_DISABLE_CONVERTERS 属性を設定しないでください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 7 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
ヘッダー |
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関連項目