キャレット

キャレットは、ウィンドウのクライアント領域の点滅する行、ブロック、またはビットマップです。 キャレットは通常、テキストまたはグラフィックスを挿入する場所を示します。

次の図は、キャレットの外観の一般的なバリエーションを示しています。

キャレットを表示する 5 つの異なる方法を示します。

アプリケーションでは、キャレットの作成、点滅時間の変更、キャレットの表示、非表示、再配置を行うことができます。

このセクションの内容

名前 説明
キャレットについて キャレットについて説明します。
キャレットの使用 キャレットに関連するタスクを実行する方法を示すコード サンプル。
キャレットリファレンス API リファレンスを含みます。

キャレット関数

名前 説明
CreateCaret システム キャレットの新しい図形を作成し、指定したウィンドウにキャレットの所有権を割り当てます。 キャレット図形には、線、ブロック、またはビットマップを指定できます。
DestroyCaret キャレットの現在の図形を破棄し、ウィンドウからキャレットを解放し、キャレットを画面から削除します。
GetCaretBlinkTime キャレットのピクセルを反転するために必要な時間を取得します。 ユーザーはこの値を設定できます。
GetCaretPos 指定した POINT 構造体にキャレットの位置をコピーします。
HideCaret キャレットを画面から削除します。 キャレットを非表示にしても、現在の図形が破棄されたり、挿入ポイントが無効化されたりすることはありません。
SetCaretBlinkTime キャレットの点滅時間を指定したミリ秒に設定します。 点滅時間は、キャレットのピクセルを反転するために必要な経過時間 (ミリ秒単位) です。
SetCaretPos キャレットを指定した座標に移動します。 キャレットを所有するウィンドウが CS_OWNDC クラス スタイルで作成された場合、指定した座標は、そのウィンドウに関連付けられているデバイス コンテキストのマッピング モードの対象になります。
ShowCaret キャレットをキャレットの現在位置で画面上に表示します。 キャレットが表示されると、自動的に点滅し始めます。