一般的なリソース属性

16 ビット Windows でサポートされるリソース定義ステートメントには、リソースの読み込みとメモリの特性を指定する load-mem オプションが含まれています。 これらの属性は、下位互換性のためにリソース スクリプトで許可されますが、無視されます。 Windows リソースは、対応するモジュールが読み込まれるときに読み込まれ、モジュールがアンロードされると解放されます。

属性の読み込み

読み込み属性は、リソースを読み込むタイミングを指定します。 load パラメーターは、次のいずれかの属性である必要があります。

属性 説明
プリロード 無視されます。 16 ビット Windows では、リソースは実行可能ファイルと共に読み込まれます。
LOADONCALL 無視されます。 16 ビット Windows では、呼び出されるとリソースが読み込まれます。

 

メモリ属性

メモリ属性は、リソースが固定か移動可能か、破棄可能かどうか、および純粋であるかどうかを指定します。 memory パラメーターには、次の属性のうち 1 つ以上を指定できます。

属性 説明
FIXED 無視されます。 16 ビット Windows では、リソースは固定メモリの場所に残ります。
可動 無視されます。 16 ビット Windows では、必要に応じてリソースを移動してメモリを最適化できます。
DISCARDABLE 無視されます。 16 ビット Windows では、不要になったリソースを破棄できます。
純粋 無視されます。 既存のリソース スクリプトとの互換性のために受け入れられます。
不純 無視されます。 既存のリソース スクリプトとの互換性のために受け入れられます。
共有 無視されます。 16 ビット Windows では、通常のモジュールでは SHARED は無視されます。 ROM Windows モジュールのリソースの場合、メモリは共有されます。
NONSHARED 無視されます。 16 ビット Windows では、NONSHARED は通常のモジュールでは無視されます。 ROM Windows モジュールのリソースの場合、メモリは共有されません。