implicit_handle属性
[implicit_handle] ACF 属性は、プロシージャ パラメーターとして明示的なハンドルを含まない関数に使用されるハンドルを指定します。
implicit_handle(handle-type handle-name)
パラメーター
-
handle-type
-
基本型 handle_t やユーザー定義ハンドル型などのハンドル データ型を指定します。
-
handle-name
-
ハンドルの名前を指定します。
注釈
[implicit_handle] 属性で指定されたハンドルは、プロシージャの性質に応じて異なる方法で使用されます。 プロシージャがリモートの場合は、リモート呼び出しのバインド ハンドルとしてハンドルが使用されます。 暗黙的なハンドルを使用して、コンテキスト ハンドルを使用する関数の初期バインディングを確立することもできます。 プロシージャがシリアル化プロシージャの場合、ハンドルは操作を制御するシリアル化ハンドルとして使用されます。 型のシリアル化の場合、シリアル化されたすべての型のシリアル化ハンドルとしてハンドルが使用されます。
[implicit_handle] 属性は、暗黙的なハンドルを必要とする任意の関数で使用されるハンドルを含むグローバル変数を指定します。
暗黙的なバインディング ハンドル型は 、handle_t (または handle_tに基づく型) または handle 属性で指定されたユーザー定義ハンドル型である必要があります。 暗黙的なシリアル化ハンドルは、 handle_tに基づく型である必要があります。
暗黙的なハンドル型が IDL ファイルで定義されていない場合、または MIDL コンピューターの IDL ファイルに含まれ、インポートされるファイル内にある場合は、スタブをコンパイルするときに、ハンドル型定義を含むファイルを指定する必要があります。 ACF include ステートメントを使用して、ハンドル型定義を含むファイルを含めます。
[implicit_handle] 属性は、最大で 1 回発生する可能性があります。 [implicit_handle] 属性は、[auto_handle] 属性と [explicit_handle] 属性が発生しない場合にのみ発生します。
例
/* ACF file */
[
implicit_handle(handle_t hMyHandle)
]
interface iface
{
// Attribute configuration statements
}
関連項目