ARPNOREMOVE プロパティ
コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] 機能では製品を削除しますが、ARPNOREMOVE プロパティを設定するとこの機能が無効になります。 Windows 2000 では、これによって [コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] で製品の [削除] ボタンが無効になります。 以前のオペレーティング システムの場合、これは、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] でインストールされている製品の一覧から製品を削除する効果があります。
ARPNOREMOVE プロパティが設定されている場合、RegisterProduct アクションは次のレジストリ キーに値 "NoRemove" を書き込みます。
HKLM\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\{<プロダクト キー>}
ARPNOREMOVE プロパティを設定すると、UninstallString 値がこのキーの下に書き込まれなくなります。 UnistallString 値は、製品を再構成するのではなく削除するためのコマンド ラインです。
解説
たとえば、ユーザーが管理者のカスタマイズを削除できないように、カスタマイズ変換時にこのプロパティを設定できます。
必要条件
要件 | 値 |
---|---|
バージョン |
Windows Server 2012、Windows 8、Windows Server 2008 R2、または Windows 7 の Windows インストーラー 5.0。 Windows Vista の Windows インストーラー 4.0 または Windows インストーラー 4.5 以降。 Windows Server 2003 または Windows XP の Windows インストーラー。 Windows インストーラーのバージョン別に必須となる最小 Windows サービス パックに関する詳細については、Windows インストーラーの実行時の要件に関する記事を参照してください。 |