インストール パッケージ
インストール パッケージには、Windows インストーラーでアプリケーションまたは製品をインストールまたはアンインストールし、セットアップ ユーザー インターフェイスを実行するために必要なすべての情報が含まれています。 各インストール パッケージには .msi ファイルが含まれています。このファイルには、インストール データベース、概要情報ストリーム、およびインストールのさまざまな部分のデータ ストリームが含まれています。 .msi ファイルには、1 つ以上の変換、内部ソース ファイル、インストールに必要な外部ソース ファイルまたはキャビネット ファイルを含めることもできます。
アプリケーション開発者は、インストーラーを使用するようにインストールを作成する必要があります。 インストーラーはコンポーネントと機能の概念に基づいてインストールを整理し、インストールに関するすべての情報をリレーショナル データベースに格納するため、インストール パッケージを作成するプロセスの手順は大きく分けて次のようになります。
- ユーザーに提示する機能を特定します。
- アプリケーションをコンポーネントに整理します。
- インストール データベースに情報を入力します。
- インストール パッケージを検証します。
次のセクションでは、インストーラーのコンポーネントと機能について説明します。 詳細については、「コンポーネントと機能」を参照してください。 機能の選択は一般に、ユーザーの観点から、アプリケーションの機能性によって決定されます。
開発者には、コンポーネントを選択するための標準的な手順を使用することをお勧めします。 詳細については、「コンポーネントへのアプリケーションの整理」を参照してください。
パッケージ作成者は、サード パーティ製のパッケージ作成ツール、またはテーブル エディターと Windows インストーラー SDK を使用してインストール データベースを構築できます。 すべてのインストール パッケージは内部整合性を検証する必要があります。 詳細については、「パッケージの検証」を参照してください。