再起動要求のログ記録

InstallValidate アクションによって使用中のファイルのインストールが検出されると、FilesInUse ダイアログが表示され、次の情報がログに記録されます。

Info 1603. The file E:\testdb\Test\CustAct1.dll is being held in use
by the following process: Name: test, Id: 137, Window Title: 'Test'.

インストーラーは、使用中のファイルを上書きしようとしていることを検出すると、次の情報をログに記録します。

Info 1603. The file E:\testdb\Test\CustAct2.dll is being held in use.

Info 1903.Scheduling reboot operation: Deleting file [filename]. Must 
reboot to complete operation.

[filename] トークンには、.rbf 拡張子を持つファイルへのパスが実際に含まれている場合があります。 この場合、この .rbf ファイルは実際に、名前が .rbf ファイルに変更された 1603 メッセージによってログに記録された元のファイルです。 使用中のファイルは、まず .rbf 拡張子で名前が変更されてから削除されます。

インストーラーがこの特定のファイルを上書きしようとしている理由に関するより詳細な情報を取得するには、詳細ログ オプションを使用できます。 MsiEnableLog の呼び出しで INSTALLLOGMODE_VERBOSE の値を使用するか、またはコマンド ライン オプションの詳細出力オプションを使用します。 これにより、次の情報がログに記録されます。

MSI (s) (D0:F0): File: E:\testdb\Test\CustAct2.dll;  Overwrite;  
REINSTALLMODE specifies all files to be overwritten

このログには、"既存のファイルは下位バージョンです" や "既存のファイルは破損しています (無効なチェックサム)" などのメッセージが含まれます。