OriginalDatabase プロパティ

Windows Installer によって OriginalDatabase プロパティが、インストールの開始に利用されるインストール データベースのパスに設定されます。 インストールがコマンド ラインから開始される場合、再キャッシュ パッケージ オプション (-v フラグ) が REINSTALLMODE プロパティに存在するかどうかで値が決定されます。

インストール方法 OriginalDatabase 値
インストール パッケージ (.msi ファイル) のパスを呼び出すことで開始されるインストール インストール パッケージのパス (.msi ファイル)。
コマンド ラインから開始されるインストール。 インストールはパッケージ パスから開始されません。 再キャッシュ オプション (-v フラグ) は REINSTALLMODE プロパティにあります。 ソース上のデータベースへのパス。
コマンド ラインから開始されるインストール。 インストールはパッケージ パスから開始されません。 再キャッシュ オプション (-v フラグ) は REINSTALLMODE プロパティにありません。 キャッシュされたデータベースへのパス。

 

解説

初回インストール中、順番が ResolveSource アクションの前となるカスタム アクションによって、OriginalDatabase プロパティを使用し、インストール ソースの場所を判断できます。

必要条件

要件
バージョン
Windows Server 2012、Windows 8、Windows Server 2008 R2、または Windows 7 の Windows インストーラー 5.0。 Windows Server 2008 または Windows Vista の Windows インストーラー 4.0 または Windows インストーラー 4.5。 Windows Server 2003 または Windows XP の Windows インストーラー。 Windows インストーラーのバージョン別に必須となる最小 Windows サービス パックに関する詳細については、Windows インストーラーの実行時の要件に関する記事を参照してください。

関連項目

プロパティ