クエリの操作

インストーラーはリレーショナル データベースを使用するため、構造化照会言語 (SQL) クエリをデータベースに対して実行するための関数があります。 次の手順では、SQL を使用してデータベースに対するクエリを行う方法について説明します。

SQL を使用してデータベースに対するクエリを行うには

  1. 適切な SQL ステートメントで、MsiDatabaseOpenView 関数を呼び出して、 View オブジェクトを開きます。

    View オブジェクトは、一連のテーブルにクエリを適用することによって作成される論理テーブルです。 SQL クエリは、インストーラーによって提供される SQL 構文に従わなければなりません。 この SQL ステートメントには、View オブジェクトが実行されるまで指定されないパラメーター マーカーを含めることができます。

  2. MsiViewExecute 関数を呼び出して View オブジェクトを実行します。

  3. MsiViewFetch 関数を呼び出して View オブジェクトから次のレコードを取得します。

  4. MsiViewModify 関数を呼び出して View オブジェクトを変更します。

    MsiViewModify で、適切なフラグを渡すことによりデータを検証することもできます。 MsiViewModify が ERROR_INVALID_DATA を検証要求から返した場合、基になるデータは破損しています。

  5. MsiViewGetError 関数を呼び出して View オブジェクトの詳細なエラー情報を取得します。

  6. MsiViewClose 関数を呼び出して View オブジェクトを閉じます。

詳細については、「SQL とスクリプトを使用したデータベース クエリの例」を参照してください。