MCI_REALIZE コマンド
MCI_REALIZE コマンドを実行すると、グラフィック デバイスはパレットをデバイス コンテキスト (DC) に認識します。 デジタル ビデオ デバイスはこのコマンドを認識します。
このコマンドを送信するには、次のパラメーターを指定して mciSendCommand 関数を呼び出します。
MCIERROR mciSendCommand(
MCIDEVICEID wDeviceID,
MCI_REALIZE,
DWORD dwFlags,
(DWORD) (LPMCI_GENERIC_PARMS) lpRealize
);
パラメーター
-
wDeviceID
-
コマンド メッセージを受信する MCI デバイスのデバイス識別子。
-
dwFlags
-
MCI_NOTIFY、 MCI_WAIT、またはデジタル ビデオ デバイスの場合は、 MCI_TEST。 これらのフラグの詳細については、「 待機、通知、およびテスト フラグ」を参照してください。
-
lpRealize
-
MCI_GENERIC_PARMS構造体へのポインター。 (拡張コマンド セットを持つデバイスは、この構造体をデバイス固有の構造に置き換える場合があります)。
戻り値
成功した場合は 0 を返し、それ以外の場合はエラーを返します。
注釈
アプリケーションが WM_QUERYNEWPALETTE メッセージを受信するときは、このコマンドを使用する必要があります。
"digitalvideo" デバイスの種類では、次の追加フラグが使用されます。
-
MCI_DGV_REALIZE_BKGD
-
パレットを背景パレットとして実現します。
-
MCI_DGV_REALIZE_NORM
-
パレットを正常に実現します。 既定値です。
デジタル ビデオ デバイスの場合、 lpRealize パラメーターは MCI_REALIZE_PARMS 構造を指します。 詳細については、 MCI_GENERIC_PARMS 構造のコメントを参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
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