MCI_WAVE_SET_PARMS構造体

MCI_WAVE_SET_PARMS構造体には、波形オーディオ デバイスのMCI_SET コマンドに関する情報が含まれています。

構文

typedef struct {
  DWORD_PTR dwCallback;
  DWORD     dwTimeFormat;
  DWORD     dwAudio;
  UINT      wInput;
  UINT      wOutput;
  WORD      wFormatTag;
  WORD      wReserved2;
  WORD      nChannels;
  WORD      wReserved3;
  DWORD     nSamplesPerSec;
  DWORD     nAvgBytesPerSec;
  WORD      nBlockAlign;
  WORD      wReserved4;
  WORD      wBitsPerSample;
  WORD      wReserved5;
} MCI_WAVE_SET_PARMS;

メンバー

dwCallback

下位ワードは、MCI_NOTIFY フラグに使用されるウィンドウ ハンドルを指定します。

dwTimeFormat

デバイスの時刻形式。

dwAudio

オーディオ出力のチャネル番号。 通常、チャネルのオンとオフを切り替える場合に使用されます。

wInput

オーディオ入力チャネル。

wOutput

使用する出力デバイス。 たとえば、システムに 2 つのサウンド カードがインストールされている場合、この値は 2 になります。

wFormatTag

WAVE_FORMAT_PCMなどの波形オーディオ データの形式。 指定できる値は Mmreg.h で定義されます。

wReserved2

予約済み。

nChannels

Mono (1) またはステレオ (2)。

wReserved3

予約済み。

nSamplesPerSec

1 秒あたりのサンプル数。

nAvgBytesPerSec

1 秒あたりのサンプル レート (バイト単位)。

nBlockAlign

データの配置をブロックします。

wReserved4

予約済み。

wBitsPerSample

サンプルあたりのビット数。

wReserved5

予約済み。

解説

この構造体のメンバーにデータを割り当てるときは、mciSendCommand 関数の fdwCommand パラメーターに対応するフラグを設定して、メンバーを検証します。

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Mciapi.h

関連項目

Mci

MCI 構造体

MCI_SET

mciSendCommand