カウンター データの提供

Windows パフォーマンス カウンターを介してデータを発行するソフトウェア コンポーネントは、パフォーマンス データ プロバイダーと呼ばれます。

Windows では、2 種類のパフォーマンス データ プロバイダーがサポートされています。 従来のパフォーマンス データ プロバイダー (V1 プロバイダー) は、.INI ファイルとパフォーマンス DLL を使用して実装されます。 最新のパフォーマンス データ プロバイダー (V2 プロバイダー) では、 を使用します。MAN (XML マニフェスト) とパフォーマンス カウンター プロバイダー API。

マニフェスト

最新のパフォーマンス データ プロバイダーでは、 を使用します。カウンター データを定義し、パフォーマンス カウンター プロバイダー API を使用してプロバイダーのコンテキスト内でデータを管理するための MAN (XML マニフェスト)。

マニフェストおよびパフォーマンス カウンター プロバイダー API を使用して実装されたプロバイダーは、多くの場合 、V2 プロバイダーと呼ばれます。

Windows では、Windows Vista 以降のユーザー モード V2 プロバイダーがサポートされています。 ユーザー モードの詳細については、「 バージョン 2.0 を使用したカウンター データの提供」を参照してください。

Windows では、Windows 7 以降でカーネル モード V2 プロバイダーがサポートされています。 カーネル モードの詳細については、「 カーネル モードのパフォーマンス監視」を参照してください。

パフォーマンス DLL (非推奨)

従来のパフォーマンス カウンター アーキテクチャでは、プロバイダーは、コンシューマーが要求したときにカウンター データを収集して提供するために、コンシューマーのプロセスで実行される にパフォーマンス DLL を実装しました。 プロバイダーは、初期化 (.INI) ファイルとレジストリ エントリを使用してカウンターを定義し、パフォーマンス DLL を構成しました。

.INI ファイルとパフォーマンス DLL を使用して実装されたプロバイダーは、多くの場合 、V1 プロバイダーと呼ばれます。

注意事項

パフォーマンス DLL を引き続き使用してカウンター データを提供することはできますが、パフォーマンスと信頼性の大幅な制限により、このアーキテクチャは非推奨です。 さらに、V1 プロバイダーは、コンシューマーのプロセスで実行する必要がある別の DLL を出荷する必要があるため、実装が困難になることがよくあります。

詳細については、「 パフォーマンス DLL を使用したカウンター データの提供」を参照してください。