RasAdminGetErrorString 関数
[この関数は、Windows NT Server 4.0 との下位互換性のためにのみ提供されます。 Windows Server 2003 でERROR_CALL_NOT_IMPLEMENTEDを返します。 アプリケーションでは MprAdminGetErrorString 関数を使用する必要があります。]
RasAdminGetErrorString 関数は、RAS サーバー管理 (RasAdmin) 関数の 1 つによって返される RAS エラー コードに対応するメッセージ文字列を取得します。 これらのメッセージ文字列は、RAS の一部としてインストールされているRasmsg.dllから取得されます。
構文
DWORD RasAdminGetErrorString(
_In_ UINT ResourceId,
_Out_ WCHAR *lpszString,
_In_ DWORD InBufSize
);
パラメーター
-
ResourceId [in]
-
RasAdmin 関数の 1 つによって返されるエラー コードを指定します。 この値は、RASBASE から RASBASEEND までのエラー コードの範囲内である必要があります。 これらは Raserror.h で定義されています。
-
lpszString [out]
-
指定したエラー コードに対応するエラー メッセージを受け取るバッファーへのポインター。
-
InBufSize [in]
-
lpszString バッファーのサイズを文字数で指定します。 エラー メッセージは通常 80 文字以下です。バッファー サイズは常に 512 文字で十分です。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値は ERROR_SUCCESS です。
関数が失敗した場合、戻り値はエラー コードです。 この値には、 LoadLibrary、 GlobalAlloc、または LoadString 関数によって設定された最後のエラー値を指定できます。または、次のいずれかのエラー コードを指定できます。
値 | 説明 |
---|---|
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ResourceId パラメーターまたは lpszString パラメーターが無効です。 |
|
InBufSize パラメーターで指定されたサイズが小さすぎます。 |
この関数の拡張エラー情報はありません。 GetLastError を呼び出さないでください。
解説
RasAdmin 関数は、 RasAdminGetErrorString 関数でサポートされている範囲内にないエラー コードを返すことができます。 たとえば、RasAdmin 関数は、Lmerr.h および Winerror.h で定義されているエラー コードを返すことができます。 RasAdminGetErrorString を呼び出す前に、Raserror.h で定義されているように、エラー コードが RASBASE から RASBASEEND の範囲にあることを確認します。
必要条件
要件 | 値 |
---|---|
クライアント サポートの終了 |
Windows 2000 Professional |
サーバー サポートの終了 |
Windows 2000 Server |
Header |
|
ライブラリ |
|
[DLL] |
|