インデックスの拡張 (Windows Search)

Windows Search を拡張して、新しいファイル形式の内容とプロパティ、および データ アドイン インターフェイスを使用したデータ ストアのインデックスを作成できます。 Windows Search アドインを作成するには、サードパーティの開発者はまずシェル データ ストアを実装してから、Windows Search がインデックス作成のためにデータにアクセスできるようにプロトコル ハンドラーを開発する必要があります。 カスタム ファイル形式がある場合は、ファイルの内容にインデックスを付けるフィルター ハンドラーと、プロパティのインデックスを作成するすべてのファイルの種類のプロパティ ハンドラーを開発する必要があります。

Windows Search では現在、200 種類を超えるアイテム (.txt、.html、.xml ファイル形式など) のインデックス作成がサポートされており、複数の種類のデータ ストア (NTFS ファイル システムや Microsoft Outlook など) を操作できます。 Windows Search では、SharePoint Server と同様のフィルターおよびプロトコル ハンドラー テクノロジが使用されます。 そのため、ファイル形式の実装が既にある場合は、 IPersistStream を使用してストリームで初期化される実装を更新して、フィルターが Windows Search で動作するようにすることができます。

Note

フィルター ハンドラー、プロパティ ハンドラー、およびプロトコル ハンドラーは、ネイティブ コードで記述する必要があります。 これは、複数のアドインが実行されるプロセスで共通言語ランタイム (CLR) のバージョン管理の問題が発生する可能性があるためです。

 

アドインを使用したインデックスの拡張に関するこのセクションには、次のトピックが含まれています。

その他のリソース

関連するコード サンプルについては、「 Windows Search コード サンプル」を参照してください。

Windows Search 開発ガイド

インデックスの管理

プログラムによるインデックスのクエリ

言語リソースの拡張