SslGetProviderProperty 関数

SslGetProviderProperty 関数は、指定されたプロバイダー プロパティの値を取得します。

構文

SECURITY_STATUS WINAPI SslGetProviderProperty(
  _In_    NCRYPT_PROV_HANDLE hSslProvider,
  _In_    LPCWSTR            pszProperty,
  _Out_   PBYTE              ppbOutput,
  _Out_   DWORD              *pcbOutput,
  _Inout_ PVOID              *ppEnumState,
  _In_    DWORD              dwFlags
);

パラメーター

hSslProvider [in]

プロパティを取得 する Secure Sockets Layer プロトコル (SSL) プロバイダーのハンドル。

pszProperty [in]

取得するプロパティの名前を含む null で終わる Unicode 文字列へのポインター。

ppbOutput [out]

プロパティ値を受け取るバッファーのアドレス。

関数の呼び出し元は、 SslFreeBuffer 関数を呼び出してこのバッファーを解放する必要があります。

pcbOutput [out]

pbOutput バッファーのサイズ (バイト単位)。

ppEnumState [in, out]

この関数の後続の呼び出しで使用される列挙状態情報を受け取る VOID ポインターのアドレス。 この情報は SSL プロバイダーにとってのみ意味があり、呼び出し元には不透明です。 SSL プロバイダーは、この情報を使用して、列挙体の次の項目を決定します。 このパラメーターが指す変数に NULL が含まれている場合、列挙は最初から開始されます。

関数の呼び出し元は、 SslFreeBuffer 関数を呼び出して、このメモリを解放する必要があります。

dwFlags [in]

このパラメーターは将来使用するために予約されています。

戻り値

関数が成功すると、0 が返されます。

関数が失敗した場合は、0 以外のエラー値を返します。

可能なリターン コードには、次のものが含まれますが、これらに限定されません。

要件