センサー データ レポート オブジェクト

センサー データ レポート オブジェクトには、センサー データが含まれています。

センサーを役立てるには、意味のあるデータを提供する必要があります。 データ生成の量と頻度は、センサーによって異なります。 たとえば、ドアが開いているかどうかを検出するセンサーでは、少量の ブール データが生成されますが、モーション センサーでは複数のデータ項目が継続的に生成される可能性があります。 プログラムがデータを受け取る方法を標準化するために、Sensor API はセンサー データ レポート オブジェクトを使用します。

センサー データ レポートの情報には、 ISensorDataReport インターフェイスを使用してアクセスできます。 このインターフェイスを使用すると、データ レポートのタイム スタンプを取得して、レポート内の情報が役立つかどうかを判断できます。 データ自体は、個々のデータ フィールド値として、または値のセットとして取得する 2 つの方法で取得できます。 個々の値としてデータを取得するには、 GetSensorValue メソッドを 呼び出します。 複数の値を取得するには、 GetSensorValues メソッドを 呼び出します。

PROPERTYKEY 定数を使用して、レポートから取得するデータの種類 (データ フィールド) を指定します。 一般的なセンサーの種類のデータ フィールドのプロパティ キーは、Sensors.h で定義されています。