ファイルの種類のハンドラー
ファイルの種類を登録することは、ファイル の関連付けを作成する最初の手順です。これにより、そのファイルの種類がシェルに "既知" になります。 ただし、ファイルの種類のハンドラーがないと、シェルはファイルに関する情報をユーザーに公開できません。
このトピックは次のように整理されています。
ファイルの種類をシェルに認識させる
Windows エクスプローラーの次のスクリーン ショットでは、イメージ ファイル Desert.known がシェル ピクチャ ライブラリに表示され、Paint アプリケーションにのみ関連付けられています。
前のスクリーン ショットの Desert.known ファイルには、ファイルの種類ハンドラーによって有効になっている次の機能がありません。
- サムネイルまたはプレビュー
- ショートカット メニューの画像固有の動詞(次など):
- プレビューの回転
- デスクトップの背景として設定する
- 印刷
-
[詳細] ウィンドウの画像固有のプロパティ(次など):
- 取得日
- タグ
- Rating
- ファイル テキストのインデックス作成
次のスクリーン ショットでは、同じファイル (Desert.known) に.jpg拡張子があります。これは、ファイルの種類ハンドラーが関連付けられている登録済みのファイルの種類であるため、サムネイル画像やその他のプロパティが表示されます。
ファイルの種類のハンドラーの説明
各ファイルの種類のハンドラーによって提供される機能を次の表に示します。
Handler | 説明 |
---|---|
ショートカット メニュー | ショートカット メニュー ハンドラーは、コンテキスト メニュー ハンドラーとも呼ばれ、既存のコンテキスト メニューにコマンドを追加するファイルの種類のハンドラーです。 これらのハンドラーは、特定のファイルの種類に関連付けられ、ファイルの種類のメンバーに対してコンテキスト メニューが表示されるたびに呼び出されます。 |
サムネイル | シェル項目を表すイメージを提供するハンドラー。 |
プロパティ | Windows Search、Windows エクスプローラー、およびプロパティにアクセスする必要があるその他のアプリケーションのアイテム プロパティへのアクセスを提供するプロパティ ハンドラー。 |
プレビュー | Windows エクスプローラー プレビュー ウィンドウに表示されるアイテムの読み取り専用の簡略化されたビューをすばやく生成するハンドラー。 |
フィルター | テキストとプロパティ (属性とも呼ばれます) のドキュメントをスキャンする 、IFilter インターフェイスの実装であるフィルター。 これらのドキュメントからテキストのチャンクを抽出し、埋め込み書式をフィルター処理し、テキストの位置に関する情報を保持します。 また、値のチャンクも抽出されます。これは、ドキュメント全体のプロパティ、またはドキュメントの適切に定義された部分のプロパティです。 IFilter は、ドキュメント インデクサーやアプリケーションに依存しないビューアーなど、より高いレベルのアプリケーションを構築するための基盤を提供します。 |
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