DDE コマンドと動詞を関連付ける方法
通常、動詞を呼び出すと、動詞のコマンド サブキーで指定されたアプリケーションが起動します。 ただし、アプリケーションで動的データ交換 (DDE) がサポートされている場合は、代わりにシェルで DDE 会話を開始させることができます。
動詞を呼び出して DDE 会話を開始するように指定するには、次の手順に従います。
Instructions
手順 1:
ddeexec サブキーを動詞のキーに追加します。
手順 2:
ddeexec の既定値を DDE コマンド文字列に設定します。
解説
ddeexec キーには、DDE プロセスを制御できるオプションのサブキーが 3 つ用意されています。
- アプリケーション。 このサブキーの既定値を、DDE 会話の確立に使用するアプリケーション名に設定します。 アプリケーション サブキーがない場合は、動詞のコマンド サブキーの既定値がアプリケーション名として使用されます。
- トピック。 このサブキーの既定値を DDE 会話のトピック名に設定します。 トピック サブキーがない場合は、トピック名として System が使用されます。
- ifexec。 DDE 会話を開始できない場合に使用する DDE コマンドに、このサブキーの既定値を設定します。 開始に失敗すると、動詞の コマンド サブキーの既定値で指定されたアプリケーションが起動します。 ifexec キーが存在する場合は、その既定値が DDE コマンドとして使用されます。 ifexec サブキーがない場合は、ddeexec キーの既定値が DDE コマンドとして再び使用されます。
次の例では、MyProgram.1 のオープン動詞を呼び出すと、DDE コマンド Open("%1") とアプリケーション名 MyProgram を使用して DDE 会話を開始することを指定します。
HKEY_CLASSES_ROOT
MyProgram.1
(Default) = MyProgram Application
Shell
(Default) = doit
open
command
(Default) = C:\MyDir\MyProgram.exe "%1"
ddeexec
(Default) = Open("%1")
application
(Default) = MyProgram