アイドル トリガーの作成の例
アイドル トリガーを作成するには、トリガーの作成時にアイドル トリガーを指定する必要があり、タスクのアイドル時間を設定する必要があります。 アイドル状態の詳細については、「 タスクのアイドル状態」を参照してください。
アイドル 状態のトリガーを作成した後、 IPersistFile::Save を 呼び出して、新しいトリガーをディスクに保存します。
次の手順では、既知のタスクのアイドル トリガーを作成する方法について説明します。
既知のタスクのアイドル トリガーを作成するには
- CoInitialize を呼び出して COM ライブラリを初期化し、CoCreateInstance を呼び出してタスク スケジューラ オブジェクトを取得します。 (この例では、タスク スケジューラ サービスが実行されていることを前提としています)。
- ITaskScheduler::Activate を呼び出して、タスク オブジェクトの ITask インターフェイスを取得します。 (この例では、"テスト タスク" タスクを取得します。
- SetIdleWait を呼び出して、トリガーが起動するまでにシステムがアイドル状態を維持する必要がある期間を設定します。 ( SetIdleWait は IScheduledWorkItem から継承されることに注意してください)。
- TASK_TRIGGER構造を定義し、CreateTrigger を呼び出してアイドル トリガーを作成します。 ( CreateTrigger は IScheduledWorkItem から継承されることに注意してください)。
- IPersistFile::Save を使用して、新しいアイドル トリガーを使用してタスクをディスクに保存します。 ( IPersistFile インターフェイスは、 ITask インターフェイスでサポートされている標準の COM インターフェイスです)。
- ITask::Release を呼び出して、すべてのリソースを解放します。 (Release は ITask によって継承された IUnknown メソッドであることに注意してください)。
のコード例については、 | 参照先 |
---|---|
既存のタスクのアイドル トリガーの作成 | C/C++ コード例: アイドル トリガーの作成 |
関連トピック