RegisteredTask オブジェクト

タスクをすぐに実行するために使用されるメソッド、タスクの実行中のインスタンスの取得、タスクの登録に使用される資格情報の取得または設定、およびタスクを記述するプロパティを提供するスクリプト オブジェクト。

メンバー

RegisteredTask オブジェクトには、次の種類のメンバーがあります。

メソッド

RegisteredTask オブジェクトには、これらのメソッドがあります。

メソッド 説明
GetInstances 現在実行中の登録済みタスクのすべてのインスタンスを返します。
GetRunTimes 指定した時間に登録されたタスクの実行がスケジュールされている時刻を取得します。
GetSecurityDescriptor 登録されたタスクの資格情報として使用されるセキュリティ記述子を取得します。
[実行] 登録されたタスクを直ちに実行します。
RunEx 指定したフラグとセッション識別子を使用して、登録されたタスクを直ちに実行します。
SetSecurityDescriptor 登録されたタスクの資格情報として使用されるセキュリティ記述子を設定します。
Stop 登録されたタスクを直ちに停止します。

プロパティ

RegisteredTask オブジェクトには、次のプロパティがあります。

プロパティ アクセスの種類 説明
定義
読み取り専用
タスクの定義を取得します。
Enabled
読み取り/書き込み
登録済みタスクが有効かどうかを示すブール値を取得または設定します。
LastRunTime
読み取り専用
登録されたタスクが最後に実行された時刻を取得します。
LastTaskResult
読み取り専用
登録されたタスクが最後に実行された時点で返された結果を取得します。
名前
読み取り専用
登録済みタスクの名前を取得します。
NextRunTime
読み取り専用
登録されたタスクの次回の実行がスケジュールされている時刻を取得します。
NumberOfMissedRuns
読み取り専用
登録されたタスクがスケジュールされた実行を見逃した回数を取得します。
パス
読み取り専用
登録されたタスクが格納されている場所へのパスを取得します。
State
読み取り専用
登録済みタスクの操作状態を取得します。
XML
読み取り専用
登録されたタスクの XML 形式の登録情報を取得します。

このスクリプト オブジェクトの詳細とコード例については、「 Time Trigger Example (Scripting)」 および「 Displaying Task Names and States (Scripting)」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
タイプ ライブラリ
Taskschd.tlb
[DLL]
Taskschd.dll