IdleSettings (settingsType) 要素

コンピューターがアイドル状態のときにタスク スケジューラがタスクを実行する方法を指定します。 アイドル状態の詳細については、「 タスクのアイドル状態」を参照してください。

<xs:element name="IdleSettings"
    type="idleSettingsType"
    minOccurs="0"
 />

IdleSettings 要素は、settingsType 複合型によって定義されます。

親要素

要素 派生元 説明
設定 settingsType タスク スケジューラがタスクの実行に使用する設定が含まれます。

子要素

Note

DurationWaitTimeout の設定は非推奨です。 これらは引き続きタスク スケジューラ のユーザー インターフェイスに存在し、そのインターフェイス メソッドは有効な値を返す場合がありますが、使用されなくなりました。

要素 Type 説明
RestartOnIdle boolean コンピューターがアイドル状態に複数回切り替えたときにタスクを再起動するかどうかを指定します。
StopOnIdleEnd boolean タスクが完了する前にアイドル状態が終了した場合に、タスク スケジューラがタスクを停止することを指定します。
非推奨: 期間 duration タスクを実行する前に、コンピューターがアイドル状態である必要がある期間を指定します。
非推奨: WaitTimeout duration タスク スケジューラがアイドル状態が発生するまで待機する時間を指定します。

解説

スクリプト開発では、 TaskSettings.IdleSettings プロパティを使用してアイドル設定を指定します。

C++ 開発の場合、アイドル設定は ITaskSettings::IdleSettings プロパティを使用して指定されます。

次の XML では、タスク スケジューラがアイドル状態を 24 時間待機し、10 分 {IdleDuration) だけでタスクを開始できるようにする settings 要素を定義しています。

<Settings>
    <IdleSettings>
        <StopOnIdleEnd>false</StopOnIdleEnd>
        <RestartOnIdle>false</RestartOnIdle> 
        <!-- WaitTimeout and Duration have been deprecated -->
        <Duration>PT5M</Duration>
        <WaitTimeout>PT24H</WaitTimeout>
    </IdleSettings>       
</Settings>

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]

関連項目

タスク スケジューラ スキーマ要素

タスク スケジューラ