仮想チャネル サーバー アプリケーション

仮想チャネルを使用するアプリケーションのサーバー モジュールは、リモート デスクトップ セッション ホスト (RD セッション ホスト) サーバー上のクライアント セッションで実行されているユーザー モード アプリケーションである必要があります。 サーバー アプリケーションを起動するメソッドを指定する必要があることに注意してください。 これは複数の方法で実現できます。たとえば、ログオン スクリプト、またはスタートアップ フォルダー内のプログラムまたはスクリプトを使用できます。 ユーザーはアプリケーションを起動することもできます。

次の場所にサブキーを追加して、レジストリに仮想チャネル サーバー アプリケーションの名前を格納する必要があります。

Hkey_local_machine\システム\CurrentControlSet\コントロール\ターミナル サーバー\アドイン

サブキーの詳細については、「 セッション接続と切断の監視」を参照してください。

サーバー アプリケーションは WTSVirtualChannelOpen 関数を呼び出して、仮想チャネルへのハンドルを開くことができます。 アプリケーションでは、次のいずれかの関数で ハンドルを使用できます。

WTSVirtualChannelClose

開いている仮想チャネル ハンドルを閉じます。

WTSVirtualChannelPurgeInput

クライアントから特定の仮想チャネル上のサーバーに送信されたすべてのキュー入力データを削除します。

Note

この関数は現在、リモート デスクトップ サービスでは使用されていません。

 

WTSVirtualChannelPurgeOutput

サーバーから特定の仮想チャネル上のクライアントに送信されたすべてのキュー出力データを削除します。

Note

この関数は現在、リモート デスクトップ サービスでは使用されていません。

 

WTSVirtualChannelQuery

指定した仮想チャネルに関する情報を返します。

WTSVirtualChannelRead

仮想チャネルのサーバー側からデータを読み取ります。

WTSVirtualChannelWrite

仮想チャネルのサーバー側にデータを書き込みます。