ウィンドウレス ActiveX コントロールのアクセシビリティ
このセクションでは、Windows アクセシビリティ API を使用して、ウィンドウレスの Microsoft ActiveX コントロールにアクセスできるようにする方法について説明します。
Windows 8には、ウィンドウレス ActiveX コントロールのアクセシビリティを実装するタスクを簡略化する新しい Windows アクセシビリティ API インターフェイスが含まれています。 この API には、ウィンドウレス コントロールとコントロール コンテナーに実装されているインターフェイスが含まれており、ウィンドウレス コントロールとそのコンテナーが連携して、ウィンドウレス コントロールに関するアクセシビリティ情報を提供できます。 API では、次のシナリオがサポートされています。
- Microsoft Active Accessibility コントロール コンテナーでホストされている Microsoft Active Accessibility ウィンドウレス コントロール。
- Microsoft UI オートメーション コントロール コンテナーでホストされている Microsoft Active Accessibility ウィンドウレス コントロール。
- UI オートメーション Microsoft Active Accessibility コントロール コンテナーでホストされているウィンドウレス コントロールです。
- UI オートメーション コントロール コンテナーでホストされているウィンドウレス コントロールをUI オートメーションします。
次の表に、ウィンドウレス ActiveX コントロールをサポートし、インターフェイスを実装するオブジェクトを識別するインターフェイスの一覧を示します。
Object | MSAA | UI オートメーション |
---|---|---|
Control オブジェクト | IAccessibleHandler | |
コントロール サイト | IAccessibleWindowlessSite | IRawElementProviderWindowlessSite |
ホスト ウィンドウのルート | IAccessibleHostingElementProviders | IRawElementProviderHostingAccessibles |
このセクションの内容
- UI オートメーションを使用してウィンドウレス ActiveX コントロールをアクセシビリティ対応にする方法
- MSAA を使用してウィンドウレス ActiveX コントロールをアクセシビリティ対応にする方法
- UI オートメーション ウィンドウレス ActiveX コントロールをホストする方法
- MSAA ウィンドウレス ActiveX コントロールをホストする方法