IWbemCausalityAccess インターフェイス

IWbemCausalityAccess インターフェイスは、親要求から生成された子要求を追跡します。 IWbemContext のクエリ インターフェイス (QI) を使用して IWbemCausalityAccess オブジェクトを取得できます。 各要求はグローバル一意識別子 (GUID) によって識別され、親要求をもつことも、上位の要求にすることもできます。 GUID は、一意の 128 ビットの数値です。 たとえば、5b2fc63a-8af4-44cb-960c-aefdced908d6 などです。

メンバー

IWbemCausalityAccess インターフェイスは IUnknown インターフェイスから継承します。 IWbemCausalityAccess には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IWbemCausalityAccess インターフェイスには、次のメソッドがあります。

メソッド 説明
GetRequestId 要求の一意の GUID 識別子を返します。
IsChildOf 要求が指定された親要求の子であるかどうかを判別します。 親要求は、それぞれ一意の GUID 値で識別される複数の子要求をもつことができます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows Vista
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2008
Header
Wbemint.h
[DLL]
Fastprox.dll

関連項目

WMI 用 COM API