pragma amendment

pragma amendment プリプロセッサ コマンドは、MOF ファイルを言語非依存と言語固有のバージョンに分離するように MOF コンパイラに指示します。 言語固有の MOF ファイルは、amended 修飾子を特定のロケールの名前空間に移動します。 次に、言語固有および言語非依存の MOF ファイルをコンパイルして、WMI リポジトリにクラス情報を格納します。

amended 修飾子を含む MOF ファイルの作成方法を次の例に示します。 その後、次のコマンドを使用して MOF コードをコンパイルできます。

mofcomp-MOF:Lnmof.mof-MFL:Lsmof.mflMastermof.mof

コマンドは、元の Mastermof.mof ファイルから 2 つの MOF ファイルを生成するように MOF コンパイラに指示します。 MOF コンパイラでは、Lnmof.mof と呼ばれる言語非依存のバージョンの MOF ファイルが生成され、言語固有の項目がすべて削除されます。 コンパイラは、ローカライズする必要がある項目のみを含む Lsmof.mfl という 2 番目の言語固有の MOF ファイルも作成します。

注意

MOF ファイルを amendment 修飾子または pragma amendment コマンドで分割する場合は、-MOF および -MFL オプションを指定する必要があります。 そうでないと、コンパイラは出力ファイルを生成しません。 その後、WMI でクラス情報を使用できるようにするには、2 つの出力ファイルをコンパイルする必要があります。

#pragma amendment ("MS_409")

[Description("Localized version of MyClass" for American English") :
    Amended, LOCALE(0x409)] 

Class myclass
{
     [DisplayName("User Name") : Amended,
     Description("The Name property contains the name of the user") : 
     Amended, key]
    string Name;

    uint64 Value; // non-localized value field

     [DisplayName("Time Stamp") : Amended,
     Description("This property shows when the object was created") : 
     Amended] 
    uint64 Timestamp;
};

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows Vista
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2008

関連項目

プリプロセッサ コマンド