PropertySources 修飾子
ビュー クラス内のすべてのプロパティには、PropertySources という名前の文字列配列修飾子が必要です。 PropertySources 修飾子には、ソース クラス プロパティの名前、または、このビュー クラス プロパティがデータを取得するプロパティの名前が含まれます。 この配列内の値の順序は、ViewSources 修飾子に対して定義されているソース クラスの順序に対応します。 次の例は、2 つの異なるコンピューターの Win32_LogicalDisk クラスの和集合である和集合ビュー クラスのプロパティを定義する方法を示しています。
[PropertySources{"DeviceID", "DeviceID"},key] String Devname;
最初の DeviceID プロパティは、最初のソース クエリのクラスの DeviceID プロパティに対応します。 2 番目の DeviceID プロパティは、2 番目のソース クエリのクラスの DeviceID プロパティです。
結合ビュー クラスのプロパティを定義する場合は、ソース クラスのプロパティが結合ビュー クラスの元になっているものでない限り、ソース クラスのプロパティごとに個別のビュー プロパティを定義する必要があります。 次の例では、Win32_Printer ソース クラスと Win32_PrinterConfiguration ソース クラスの同様のプロパティについて結合 ビュー クラスにプロパティを作成します。
[PropertySources{"VerticalResolution", ""}] Uint32 Vres;
[PropertySources{"", "YResolution"}] Uint32 Yres;
2 つのソース クラスが共通のプロパティによって結合されている場合は、両方のソース クラス プロパティの値が常に同じであるため、単一のビュー クラス プロパティのみを定義できます。 次の例では、共通のプロパティ値によって Win32_Printer クラスと Win32_PrinterConfiguration を結合する方法を示しています。
[PropertySources{"DeviceId", "DeviceName "}] String Name;
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 |