ISWbemSinkEvents::OnObjectPut イベント
SWbemSink オブジェクトの OnObjectPut イベントは、非同期 Put 操作が完了したときにトリガーされます。 このイベントは、インスタンスまたは保存されたクラスのオブジェクト パスを返します。
この構文の説明については、「スクリプト API のドキュメントの表記規則」を参照してください。
構文
SWbemSink.OnObjectPut( _
ByVal objWbemObjectPath, _
ByVal objWbemAsyncContext _
)
パラメーター
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objWbemObjectPath
-
Put 操作が WMI に書き込むインスタンスまたはクラスのオブジェクト パスを含んだ SWbemObjectPath オブジェクト。
-
objWbemAsyncContext
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元の非同期呼び出しに渡される SWbemNamedValueSet オブジェクト。 このパラメーターは、このオブジェクト シンクを使用して複数の非同期呼び出しが行われたときにこのイベントをトリガーする、非同期呼び出しの開始元を識別するために使用します。
戻り値
このイベントでは値は返されません。
エラー コード
OnObjectPut イベントの完了後、Err オブジェクトに下記のいずれかのエラー コードが格納されている場合があります。
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wbemErrFailed - 2147749889 (0x80041001)
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未定義のエラーが発生しました。
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wbemErrOutOfMemory - 2147749894 (0x80041006)
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操作を完了させるための十分なメモリがありません。
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wbemErrTransportFailure - 2147749909 (0x80041015)
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ネットワーク エラーが発生して、通常の操作が妨げられていました。
解説
注意
非同期コールバックを使用すると、認証されていないユーザーがシンクにデータを提供できます。 これは、スクリプトとアプリケーションに対するセキュリティ リスクとなります。 リスクをなくすには、半同期通信または同期通信のいずれかを使用します。 詳細については、メソッドの呼び出しに関するページを参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 |
Header |
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IDL |
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[DLL] |
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CLSID |
CLSID_SWbemSink |
IID |
IID_ISWbemSinkEvents |