Azure portal で Azure Data Box の自己管理型の発送を使用する
この記事では、Azure Data Box デバイスの注文、受け取り、および返却を行う、自己管理型の発送タスクについて説明します。 Data Box デバイスは、Azure portal を使用して管理できます。
Note
Data Box の注文と出荷に関するよくあるご質問の回答については、「Data Box の FAQ」を参照してください。
前提条件
自己管理型の発送は、Azure Data Box の注文時にオプションとして利用できます。
自己管理型の発送は、次のリージョンでのみご利用いただけます。
Region | Region | Region | Region | Region |
---|---|---|---|---|
米国政府 | アメリカ合衆国 | 英国 | 西ヨーロッパ | 日本 |
シンガポール | 韓国 | インド | 南アフリカ | オーストラリア |
ブラジル | ノルウェー |
自己管理の出荷の使用
Data Box を注文するときに、自己管理型の発送オプションを選択できます。
Azure Data Box の注文の [連絡先の詳細] で、[+ 配送先住所の追加] を選択します。
発送の種類を選択する時に、[Self-managed shipping]\(自己管理型の発送\) オプションを選択します。 このオプションは、「前提条件」で説明されているように、サポートされているリージョンでのみ使用できます。
配送先住所を入力したら、確認して注文を完了する必要があります。
デバイスの準備が完了し、その電子メール通知を受け取ったら、受け取りをスケジュールします。
Azure Data Box の注文の [概要] に移動し、[Schedule pickup]\(受け取りのスケジュールを設定\) を選択します。
[Schedule pickup for Azure]\(Azure の受け取りのスケジュール\) の説明に従ってください。
認証コードを取得する前に、adbops@microsoft.com にメールを送信して、リージョンのデータセンターからデバイスを受け取りのスケジュールを設定する必要があります。
ブラジルで Data Box を返却する場合、Azure Data Box の返送に関する記事で詳細な手順をご確認ください。
Subject: Request Azure Data Box Disk pickup for order: <ordername> - Order name - Company name - Company legal name (if different) - CNPJ (Business Tax ID, format: 00.000.000/0000-00) or CPF (Individual Tax ID, format: 000.000.000-00) - Address - Country - Phone number - Contact name of the person who will pick up the Data Box Disk (A government-issued photo ID will be required to validate the contact’s identity upon arrival.)
デバイスの受け取りをスケジュールすると、[Schedule pickup for Azure]\(Azure の受け取りのスケジュール\) ウィンドウにデバイスの認証コードが表示されます。
この認証コードをメモしておきます。 デバイスを受け取るユーザーがそれを提示する必要があります。
セキュリティ要件に従って、受け取りのスケジュールを設定する際に、受け取りのために来訪するユーザーの名前と詳細を指定する必要があります。 お客様または連絡担当者は政府発行の写真付きの ID を携帯する必要があり、これはデータセンターで検証されます。
予定時刻にデータセンターで Data Box を受け取ります。
デバイスを受け取るユーザーは、以下を用意する必要があります。
データセンターへの来訪に関する Microsoft Operations からの確認メールのコピー。
認証コードです。 参照番号は、受け取りまたは返却ごとに固有であり、データセンターでの確認に使用されます。
政府発行の写真付きの ID。 ID はデータセンターで検証されます。受け取りをスケジュールするとき、デバイスを受け取るユーザーの名前と詳細を提供する必要があります。
Note
スケジュールを設定した予約に間に合わなかった場合は、新しい予約のスケジュールを設定する必要があります。
デバイスをデータセンターから受け取ると、注文は自動的に [Picked up]\(受け取り済み\) 状態になります。
デバイスを受け取ったら、サイトのデータを Data Box にコピーします。 データのコピーが完了したら、Data Box の発送の準備をします。 詳細については、「配送の準備」を参照してください。
重大なエラーが発生することなく、「発送準備」の手順を完了する必要があります。 そうでなければ、必要な修正を行ってから、この手順をもう一度実行する必要があります。 「発送準備」の手順が正常に完了したら、デバイスのローカル ユーザー インターフェイスで、返却用の認証コードを確認します。
Note
この認証コードは、メールで共有しないでください。 これは、データセンターでの返却時にのみ検証されます。
返却の予定を受け取ると、Azure portal に表示されるその注文の状態が [Ready to receive at Azure datacenter]\(Azure データセンターで受け取る準備が完了しました\) になります。 [Schedule drop-off]\(返却のスケジュール\) の指示に従って、デバイスを返却します。
ID と認証コードが検証され、データセンターにデバイスを返却すると、注文ステータスが [Received]\(返却済み\) になります。
デバイスを返却すると、データのコピーが続行されます。 コピーが完了すると、注文が完了します。