Visual Studio と SSDT を使用して Synapse SQL に接続する

Visual Studio を使用して Azure Synapse Analytics を使用した専用 SQL プールに対するクエリを実行します。 この方法では、Visual Studio 2019 の SQL Server Data Tools (SSDT) 拡張機能が使用されます。

Note

サーバーレス SQL プールのサポートには、少なくとも VS2022 17.7 が必要です。サーバーレス SQL プールのサポートに関するリリース ノートを参照してください。

前提条件

このチュートリアルを使用するには、次のコンポーネントが必要です。

  • 既存の Synapse ワークスペース。作成する必要がある場合は、「Synapse ワークスペースの作成」を参照してください
  • 専用 SQL プール。 まだ無い場合は、専用 SQL プールの作成に関するページを参照してください。
  • Visual Studio 用の SSDT。 Visual Studio をお持ちの方は既にこのコンポーネントを所有していると思われます。 インストールの手順とオプションの詳細については、 Visual Studio と SSDT のインストールに関するページを参照してください。
  • 完全修飾 SQL サーバー名。 このサーバー名を確認するには、専用 SQL プールへの接続に関するページを参照してください。

1.専用 SQL プールに接続する

  1. Visual Studio 2019 を開きます。

  2. [表示]>[SQL Server オブジェクト エクスプローラー] の順に選択して、SQL Server オブジェクト エクスプローラーを開きます。

    SQL Server Object Explorer

  3. [SQL Server の追加] アイコンをクリックします。

    Add SQL Server

  4. [サーバーへの接続] ウィンドウのフィールドに入力します。

    Connect to Server

    • [サーバー名] : 前の手順で特定したサーバー名を入力します。
    • 認証: [SQL Server 認証] または [Active Directory 統合認証] を選択します。
    • [ユーザー名][パスワード] : 先ほど [SQL Server 認証] を選択した場合は、ユーザー名とパスワードを入力します。
    • [Connect] をクリックします。
  5. 確認のために、Azure SQL Server を展開します。 サーバーに関連付けられているデータベースが表示されます。 AdventureWorksDW を展開すると、サンプル データベース内のテーブルが表示されます。

    Explore AdventureWorksDW

2.サンプル クエリの実行

これで、データベースへの接続が確立されました。次はクエリを記述します。

  1. SQL Server オブジェクト エクスプローラーでデータベースを右クリックします。

  2. [新しいクエリ] を選択します。 新しいクエリ ウィンドウが開きます。

    New query

  3. 次の T-SQL クエリをクエリ ウィンドウにコピーします。

    SELECT COUNT(*) FROM dbo.FactInternetSales;
    
  4. 緑色の矢印をクリックしてクエリを実行するか、ショートカット キー CTRL+SHIFT+E を使用します。

    Run query

  5. クエリ結果を確認します。 この例では、FactInternetSales テーブルに 60,398 行が含まれています。

    Query results

次のステップ

これで接続してクエリを実行することができます。Power BI でデータを視覚化してみてください。 Microsoft Entra 認証用に環境を構成する場合は、専用 SQL プールの認証に関するページを参照してください。