複合操作のメッセージ スキーマ
Microsoft BizTalk Adapter for SQL Serverを使用すると、SQL Server データベースに対して複合操作を実行できます。 複合操作には、テーブルとビューに対する挿入、更新、および削除操作、ストアド プロシージャに対する操作など、複数の操作を含めることができます。 複合操作には、これらの操作を任意の順序で含めることができます。
詳細情報は、次のとおりです。
複合操作については、「 複合操作のサポート」を参照してください。
SQL アダプターを使用して複合操作を実行する方法については、「SQL アダプターを使用してSQL Serverで複合操作を実行する」を参照してください。
複合操作のメッセージ構造
複合演算には複数の個別の操作が含まれるため、複合操作のメッセージ構造には、個々の操作のメッセージ構造が含まれています。 複合操作にはテーブル、ビュー、およびストアド プロシージャに対する操作が含まれるので、複合操作メッセージは要求/応答メッセージ交換パターンに従います。
次の表は、挿入操作、入力パラメーターを受け取らないストアド プロシージャ、および Delete 操作を含む複合操作の要求メッセージと応答メッセージの構造を示しています。
操作 | XML メッセージ |
---|---|
複合操作要求 | <?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?> <Request xmlns="http://[PROJECT_NAME].[COMPOSITE_SCHEMA_NAME]"> <Insert xmlns="http://schemas.microsoft.com/Sql/2008/05/TableOp/[SCHEMA]/[TABLE_NAME]"> <Rows> <[TABLE_NAME]> <[FIELD1_NAME]>[Value1]</[FIELD1_NAME]> <[FIELD2_NAME]>[Value1]</[FIELD2_NAME]> … </[TABLE_NAME]> </Rows> </Insert> <[SP_NAME] xmlns="http://schemas.microsoft.com/Sql/2008/05/Procedures/[SCHEMA]" /> <Delete xmlns="http://schemas.microsoft.com/Sql/2008/05/TableOp/[SCHEMA]/[TABLE_NAME]"> <Rows> <[TABLE_NAME]> <[FIELD1_NAME]>[Value1]</[FIELD1_NAME]> </[TABLE_NAME]> </Rows> </Delete> </Request> |
複合操作の応答 | <?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?> <RequestResponse xmlns="http://[PROJECT_NAME].[COMPOSITE_SCHEMA_NAME]"> <InsertResponse xmlns="http://schemas.microsoft.com/Sql/2008/05/TableOp/[SCHEMA]/[TABLE_NAME]"> <InsertResult> <long>[value]</long> </InsertResult> </InsertResponse> <[SP_NAME]Response xmlns="http://schemas.microsoft.com/Sql/2008/05/Procedures/[SCHEMA]"> <[SP_NAME]Result> <DataSet> <any>[Value]</any> <any>[Value]</any> … </DataSet> </[SP_NAME]Result> <ReturnValue>[value]</ReturnValue> </[SP_NAME]Response> <DeleteResponse xmlns="http://schemas.microsoft.com/Sql/2008/05/TableOp/[SCHEMA]/[TABLE_NAME]"> <DeleteResult>[value]</DeleteResult> </DeleteResponse> </RequestResponse> |
[PROJECT_NAME] = 複合操作スキーマを含む BizTalk プロジェクトの名前。
[COMPOSITE_SCHEMA_NAME] = ユーザーによって指定された複合操作スキーマの名前。
[SCHEMA] = SQL Server成果物のコレクション (dbo など)。
[TABLE_NAME] = テーブルの名前。たとえば、Employee です。
[FIELD1_NAME] = テーブル フィールド名;たとえば、NAME です。
[SP_NAME] = 実行するストアド プロシージャ。たとえば、ADD_EMP_DETAILS。
複合操作のメッセージ アクション
複合操作のメッセージ アクションは "CompositeOperation" です。