CMFCImageEditorDialog クラス
CMFCImageEditorDialog
クラスは、イメージ エディター ダイアログ ボックスをサポートしています。
構文
class CMFCImageEditorDialog : public CDialogEx
メンバー
パブリック コンストラクター
名前 | 説明 |
---|---|
CMFCImageEditorDialog::CMFCImageEditorDialog | CMFCImageEditorDialog オブジェクトを構築します。 |
解説
CMFCImageEditorDialog
クラスには、次の情報を含むダイアログ ボックスが用意されています。
画像内の個々のピクセルを変更するために使用する画像領域。
図領域のピクセルを変更するための描画ツール。
描画ツールで使用する色を指定するカラー パレット。
編集の効果を表示するプレビュー領域。
次の図は、イメージ エディター ダイアログ ボックスを示しています。
CMFCImageEditorDialog
オブジェクトを使用する 1 つの方法は、編集するCBitmap
イメージを渡すことです。 画像編集領域のサイズが制限され、論理ピクセル サイズが領域に合わせて調整されるため、大きな画像を作成しないでください。 モーダル ダイアログ ボックスを開始するには、 DoModal
メソッドを呼び出します。
継承階層
要件
Header: afximageeditordialog.h
CMFCImageEditorDialog::CMFCImageEditorDialog
CMFCImageEditorDialog
オブジェクトを構築します。
CMFCImageEditorDialog(
CBitmap* pBitmap,
CWnd* pParent=NULL,
int nBitsPixel=-1);
パラメーター
pBitmap
イメージへのポインター。
pParent
現在のイメージ エディター ダイアログ ボックスの親ウィンドウへのポインター。
nBitsPixel
1 つのピクセルの色を表すために使用されるビット数。これは色深度とも呼ばれます。 nBitsPixel パラメーターが -1 の場合、色深度は、pBitmap パラメーターで指定されたイメージから派生します。 既定値は -1 です。
戻り値
イメージを変更するには、イメージ ポインターを CMFCImageEditorDialog
コンストラクターに渡します。 次に、 DoModal
メソッドを呼び出してモーダル ダイアログ ボックスを開きます。 DoModal
メソッドが戻ると、ビットマップには新しいイメージが含まれます。
解説
例
次の例では、 CMFCImageEditorDialog
クラスのオブジェクトを構築する方法を示します。 この例は、 New Controls サンプルの一部です。
// CBitmap m_bmpImage
HBITMAP hBmpCopy = (HBITMAP)::CopyImage(m_bmpImage.GetSafeHandle(), IMAGE_BITMAP, 0, 0, 0);
// this points to Page3 class which extends the CMFCPropertyPage class
CMFCImageEditorDialog dlg(CBitmap::FromHandle(hBmpCopy), this);