RIGHT
RIGHT では、指定した文字数に基づいて、テキスト文字列内の最後の 1 文字または複数文字が返されます。
構文
RIGHT(<text>, <num_chars>)
パラメーター
用語 | 定義 |
---|---|
テキスト | 抽出する文字を含む文字列、またはテキストを含む列への参照。 |
num_chars | (省略可能) RIGHT で抽出する文字数。省略した場合は 1。 数値を含む列への参照を使用することもできます。 |
列参照にテキストが含まれていない場合、暗黙的にテキストとしてキャストされます。
戻り値
指定された右端の文字を含むテキスト文字列。
解説
RIGHT は、既定の言語設定に関係なく、1 バイト文字でも 2 バイト文字でも、常に各文字を 1 としてカウントします。
この関数は、計算列または行レベルのセキュリティ (RLS) ルールで使用される場合、DirectQuery モードでの使用はサポートされません。
例: 一定数の文字を返す
次の数式では、New Products テーブルの製品コードの末尾 2 桁を返します。
= RIGHT('New Products'[ProductCode],2)
例 : 列参照を使用した文字数の指定
次の数式では、MyCount 列の数値に応じて、New Products テーブルの製品コードから可変の桁数を返します。 列に値がない場合、MyCount、または値が空白の場合も、RIGHT からは空白が返されます。
= RIGHT('New Products'[ProductCode],[MyCount])