EventRecord クラス

定義

EventLogReader オブジェクトから受信するイベントのイベント インスタンスのプロパティを定義します。 イベント プロパティは、イベントが記録されたコンピューターの名前やイベントが作成された時刻などのイベントに関する情報を提供します。 このクラスは抽象クラスです。 EventLogRecord クラスは、このクラスを実装します。

public ref class EventRecord abstract : IDisposable
public abstract class EventRecord : IDisposable
type EventRecord = class
    interface IDisposable
Public MustInherit Class EventRecord
Implements IDisposable
継承
EventRecord
派生
実装

このクラスを使用するコード例については、「 How To: Query for Events 」または 「How To: Access and Read Event Information」を参照してください。

コンストラクター

EventRecord()

EventRecord クラスの新しいインスタンスを初期化します。

プロパティ

ActivityId

イベントに関連するプロセス内のアクティビティのグローバル一意識別子 (GUID: Globally Unique Identifier) を取得します。 これにより、コンシューマーは関連するアクティビティをグループ化できます。

Bookmark

このイベントに対応するプレースホルダー (ブックマーク) を取得します。 これは、イベントのストリーム内でプレースホルダーとして使用できます。

Id

このイベントの ID を取得します。 この ID 値を持つすべてのイベントは、同じ種類のイベントです。

Keywords

イベントのキーワード マスクを取得します。 このマスクで使用されるキーワードの名前を取得するには、KeywordsDisplayNames プロパティの値を取得します。

KeywordsDisplayNames

このイベントのキーワード マスクで使用されるキーワードの表示名を取得します。

Level

イベントのレベルを取得します。 このレベルは、イベントの重大度を示します。 レベルの名前を参照するには、LevelDisplayName プロパティの値を取得します。

LevelDisplayName

このイベントのレベルの表示名を取得します。

LogName

このイベントが記録されたイベント ログの名前を取得します。

MachineName

このイベントが記録されたコンピューターの名前を取得します。

Opcode

イベントのオペコードを取得します。 オペコードは、アプリケーションでイベントが発生したときに実行していたアクティビティまたはアクティビティ内のポイントを識別する数値を定義します。 オペコードの名前を参照するには、OpcodeDisplayName プロパティの値を取得します。

OpcodeDisplayName

このイベントのオペコードの表示名を取得します。

ProcessId

このイベントを記録するイベント プロバイダーのプロセス ID を取得します。

Properties

このイベントのユーザーが指定したプロパティを取得します。

ProviderId

このイベントを発行したイベント プロバイダーのグローバル一意識別子 (GUID: Globally Unique Identifier) を取得します。

ProviderName

このイベントを発行したイベント プロバイダーの名前を取得します。

Qualifiers

イベントの識別に使用される修飾子番号を取得します。

RecordId

ログ内のイベントのイベント レコード ID を取得します。

RelatedActivityId

イベントに関連するプロセス内の関連するアクティビティのグローバル一意識別子 (GUID: Globally Unique Identifier) を取得します。

Task

イベントを発行するアプリケーションまたはコンポーネントの部分のタスク ID を取得します。 タスクは 16 ビット値で、最大の 16 個の値は予約済みです。 この型では、0x0000 ~ 0xffef の任意の値を使用できます。 タスクの名前を取得するには、TaskDisplayName プロパティの値を取得します。

TaskDisplayName

イベントのタスクの表示名を取得します。

ThreadId

イベント プロバイダーが実行されているスレッドのスレッド ID を取得します。

TimeCreated

イベントが作成された時刻を DateTime 形式で取得します。

UserId

イベントを発行するためにコンテキストを使用するユーザーのセキュリティ記述子を取得します。

Version

イベントのバージョン番号を取得します。

メソッド

Dispose()

このオブジェクトに使用されているすべてのリソースを解放します。

Dispose(Boolean)

このオブジェクトに使用されているアンマネージド リソースを解放し、オプションでマネージド リソースも解放します。

Equals(Object)

指定されたオブジェクトが現在のオブジェクトと等しいかどうかを判断します。

(継承元 Object)
FormatDescription()

現在のロケールでのイベント メッセージを取得します。

FormatDescription(IEnumerable<Object>)

メッセージ内の変数を指定した値に置き換えたイベント メッセージを取得します。

GetHashCode()

既定のハッシュ関数として機能します。

(継承元 Object)
GetType()

現在のインスタンスの Type を取得します。

(継承元 Object)
MemberwiseClone()

現在の Object の簡易コピーを作成します。

(継承元 Object)
ToString()

現在のオブジェクトを表す文字列を返します。

(継承元 Object)
ToXml()

イベントの XML 表現を取得します。 すべてのイベント プロパティは、そのイベントの XML の形式で表されます。 XML はイベント スキーマに準拠します。

適用対象

こちらもご覧ください