ProcessThread.BasePriority プロパティ

定義

スレッドの基本優先順位を取得します。

public:
 property int BasePriority { int get(); };
public int BasePriority { get; }
member this.BasePriority : int
Public ReadOnly Property BasePriority As Integer

プロパティ値

プロセスの優先順位クラスと関連付けられたスレッドの優先順位との組み合わせからオペレーティング システムが算出した、スレッドの基本優先順位。

注釈

BasePriorityは、プロセス スレッドの開始優先度です。 システム モニターの優先度ベース カウンターを使用して、基本優先度に関する情報を表示できます。

オペレーティング システムは、スレッドの優先度レベル範囲とプロセスの優先度クラスを組み合わせて、スレッドの基本優先度を計算します。 プロセスの Process.PriorityClass プロパティを、列挙体の値 ProcessPriorityClass (、AboveNormalBelowNormalNormalHighIdleまたは RealTime) のいずれかに設定できます。 スレッドのプロパティを、スレッドの PriorityLevel 基本優先度をバインドする値の範囲に設定できます。 Win32 では、クラスごとに 7 つの基本優先度レベルを持つ 4 つの優先度クラスが使用されます。

スレッドの現在の優先度が基本優先度から逸脱する可能性があります。 たとえば、オペレーティング システムは、プロセッサにアクセスするためにプロセスを CurrentPriority 他のプロセスよりも優先する必要がある場合の経過時間やその他のブーストに基づいて プロパティを変更できます。 さらに、 プロパティを PriorityBoostEnabled 設定すると、プロセスが待機状態から取り出されるたびに、システムがスレッドの優先度を一時的に高めることができます。 プロセスが待機状態に戻ると、優先度がリセットされます。

適用対象

こちらもご覧ください