ChannelManagerBase クラス
定義
重要
一部の情報は、リリース前に大きく変更される可能性があるプレリリースされた製品に関するものです。 Microsoft は、ここに記載されている情報について、明示または黙示を問わず、一切保証しません。
チャネルおよびリスナー ファクトリと関連付ける、既定のタイムアウトを管理するための基本実装を提供します。
public ref class ChannelManagerBase abstract : System::ServiceModel::Channels::CommunicationObject, System::ServiceModel::IDefaultCommunicationTimeouts
public abstract class ChannelManagerBase : System.ServiceModel.Channels.CommunicationObject, System.ServiceModel.IDefaultCommunicationTimeouts
type ChannelManagerBase = class
inherit CommunicationObject
interface IDefaultCommunicationTimeouts
Public MustInherit Class ChannelManagerBase
Inherits CommunicationObject
Implements IDefaultCommunicationTimeouts
- 継承
- 派生
- 実装
注釈
具体的には、このクラスは、ChannelFactoryBase および ChannelListenerBase チャネル マネージャー クラスに対し、チャネル ファクトリおよびリスナーと関連付ける既定のタイムアウトを管理するための共通の基本実装を提供します。 いずれかの CreateChannel メソッドを使用して、マネージャーによって管理されるリストにチャネルを追加します。 生成されるチャネルおよびリスナーが使用する送信および受信タイムアウトに対する抽象プロパティを指定して、派生するチャネルおよびリスナー ファクトリに対して設定される値を調整します。
カスタム チャネルに対する基本実装を提供する ChannelBase は、オープン、クローズ、送信、受信の各操作に対する既定の通信タイムアウトを、関連付けられた ChannelManagerBase から取得します。
ChannelBase も、マネージャーの管理を行います。 基本クラスは、マネージャーへの参照を公開するだけでなく、チャネルの作成および破棄が行われた場合もマネージャーに通知します。 ただし、マネージャーへの参照が有効なのは、チャネルが破棄されるまでです。
コンストラクター
ChannelManagerBase() |
ChannelManagerBase クラスの新しいインスタンスを初期化します。 |
プロパティ
DefaultCloseTimeout |
派生クラスでオーバーライドされると、クローズ操作の完了に対して指定されている既定の時間を取得します。 (継承元 CommunicationObject) |
DefaultOpenTimeout |
派生クラスでオーバーライドされると、オープン操作の完了に対して指定されている既定の時間を取得します。 (継承元 CommunicationObject) |
DefaultReceiveTimeout |
派生クラスでオーバーライドされると、チャネルがメッセージの受信を完了する必要がある既定の時間を取得します。 |
DefaultSendTimeout |
派生クラスでオーバーライドされると、チャネルがメッセージの送信を完了する必要がある既定の時間を取得します。 |
IsDisposed |
通信オブジェクトが破棄されたかどうかを示す値を取得します。 (継承元 CommunicationObject) |
State |
通信オブジェクトの現在の状態を示す値を取得します。 (継承元 CommunicationObject) |
ThisLock |
状態遷移中にクラス インスタンスを保護する相互排他的なロックを取得します。 (継承元 CommunicationObject) |
メソッド
Abort() |
通信オブジェクトを、直ちに現在の状態から Closing 状態に遷移させます。 (継承元 CommunicationObject) |
BeginClose(AsyncCallback, Object) |
通信オブジェクトをクローズするための非同期操作を開始します。 (継承元 CommunicationObject) |
BeginClose(TimeSpan, AsyncCallback, Object) |
タイムアウトを指定して、通信オブジェクトをクローズするための非同期操作を開始します。 (継承元 CommunicationObject) |
BeginOpen(AsyncCallback, Object) |
通信オブジェクトを開くための非同期操作を開始します。 (継承元 CommunicationObject) |
BeginOpen(TimeSpan, AsyncCallback, Object) |
指定した時間内で通信オブジェクトを開くための非同期操作を開始します。 (継承元 CommunicationObject) |
Close() |
通信オブジェクトを、現在の状態から Closed 状態に遷移させます。 (継承元 CommunicationObject) |
Close(TimeSpan) |
指定した時間内で、通信オブジェクトを現在の状態から Closed 状態に遷移させます。 (継承元 CommunicationObject) |
EndClose(IAsyncResult) |
通信オブジェクトをクローズするための非同期操作を完了します。 (継承元 CommunicationObject) |
EndOpen(IAsyncResult) |
通信オブジェクトを開くための非同期操作を完了します。 (継承元 CommunicationObject) |
Equals(Object) |
指定されたオブジェクトが現在のオブジェクトと等しいかどうかを判断します。 (継承元 Object) |
Fault() |
通信オブジェクトを、現在の状態から Faulted 状態に遷移させます。 (継承元 CommunicationObject) |
GetCommunicationObjectType() |
通信オブジェクトの型を取得します。 (継承元 CommunicationObject) |
GetHashCode() |
既定のハッシュ関数として機能します。 (継承元 Object) |
GetType() |
現在のインスタンスの Type を取得します。 (継承元 Object) |
MemberwiseClone() |
現在の Object の簡易コピーを作成します。 (継承元 Object) |
OnAbort() |
同期中止操作の呼び出しにより通信オブジェクトが終了状態に遷移した後で、通信オブジェクトに処理を挿入します。 (継承元 CommunicationObject) |
OnBeginClose(TimeSpan, AsyncCallback, Object) |
非同期クローズ操作の呼び出しにより通信オブジェクトが Closing 状態に遷移した後で、処理を挿入します。 (継承元 CommunicationObject) |
OnBeginOpen(TimeSpan, AsyncCallback, Object) |
非同期オープン操作の呼び出しにより通信オブジェクトが Opening 状態に遷移した後で、通信オブジェクトに処理を挿入します。 (継承元 CommunicationObject) |
OnClose(TimeSpan) |
同期クローズ操作の呼び出しにより通信オブジェクトが Closing 状態に遷移した後で、通信オブジェクトに処理を挿入します。 (継承元 CommunicationObject) |
OnClosed() |
通信オブジェクトが Closing 状態に遷移しているときに呼び出されます。 (継承元 CommunicationObject) |
OnClosing() |
通信オブジェクトが Closing 状態に遷移しているときに呼び出されます。 (継承元 CommunicationObject) |
OnEndClose(IAsyncResult) |
通信オブジェクトがクローズしたら非同期操作を完了します。 (継承元 CommunicationObject) |
OnEndOpen(IAsyncResult) |
通信オブジェクトがオープンしたら、非同期操作を完了します。 (継承元 CommunicationObject) |
OnFaulted() |
同期フォールト操作の呼び出しにより通信オブジェクトが Faulted 状態に遷移した後で、通信オブジェクトに処理を挿入します。 (継承元 CommunicationObject) |
OnOpen(TimeSpan) |
指定した時間内に完了する必要がある開始状態に通信オブジェクトが遷移した後で、通信オブジェクトに処理を挿入します。 (継承元 CommunicationObject) |
OnOpened() |
通信オブジェクトが Opened 状態に遷移しているときに呼び出されます。 (継承元 CommunicationObject) |
OnOpening() |
通信オブジェクトが Opening 状態に遷移しているときに呼び出されます。 (継承元 CommunicationObject) |
Open() |
通信オブジェクトを、Created 状態から Opened 状態に遷移させます。 (継承元 CommunicationObject) |
Open(TimeSpan) |
指定した時間内で、通信オブジェクトを Created 状態から Opened 状態に遷移させます。 (継承元 CommunicationObject) |
ThrowIfDisposed() |
通信オブジェクトが破棄された場合に、例外をスローします。 (継承元 CommunicationObject) |
ThrowIfDisposedOrImmutable() |
通信オブジェクトの State プロパティが Created 状態に設定されていない場合、例外をスローします。 (継承元 CommunicationObject) |
ThrowIfDisposedOrNotOpen() |
通信オブジェクトが Opened 状態ではない場合に、例外をスローします。 (継承元 CommunicationObject) |
ToString() |
現在のオブジェクトを表す文字列を返します。 (継承元 Object) |
イベント
Closed |
通信オブジェクトが Closed 状態に遷移すると発生します。 (継承元 CommunicationObject) |
Closing |
通信オブジェクトが Closing 状態に遷移すると発生します。 (継承元 CommunicationObject) |
Faulted |
通信オブジェクトが Faulted 状態に遷移すると発生します。 (継承元 CommunicationObject) |
Opened |
通信オブジェクトが Opened 状態に遷移すると発生します。 (継承元 CommunicationObject) |
Opening |
通信オブジェクトが Opening 状態に遷移すると発生します。 (継承元 CommunicationObject) |
明示的なインターフェイスの実装
IDefaultCommunicationTimeouts.CloseTimeout |
通信オブジェクトによって呼び出された close メソッドがタイムアウトするまでの時間を取得します。 |
IDefaultCommunicationTimeouts.OpenTimeout |
通信オブジェクトによって呼び出された open メソッドがタイムアウトするまでの時間を取得します。 |
IDefaultCommunicationTimeouts.ReceiveTimeout |
通信オブジェクトによって呼び出された receive メソッドがタイムアウトするまでの時間を取得します。 |
IDefaultCommunicationTimeouts.SendTimeout |
通信オブジェクトによって呼び出された送信メソッドがタイムアウトするまでの時間を取得します。 |
適用対象
.NET