AppSettingsExpressionBuilder クラス

定義

宣言式に指定された値を Web.config ファイルの <appSettings> セクションから取得します。

public ref class AppSettingsExpressionBuilder : System::Web::Compilation::ExpressionBuilder
public class AppSettingsExpressionBuilder : System.Web.Compilation.ExpressionBuilder
type AppSettingsExpressionBuilder = class
    inherit ExpressionBuilder
Public Class AppSettingsExpressionBuilder
Inherits ExpressionBuilder
継承
AppSettingsExpressionBuilder

次のコード例では、コンパイルされていないページでアプリケーション設定の値を取得する方法を示します。

<%@ Page Language="C#" CompilationMode="Never" %>

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">

<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" >
<head runat="server">
    <title>Noncompiled Page</title>
</head>
<body>
    <form id="form1" runat="server">
    <div>
        Welcome to the 
        <asp:Literal ID="Literal1" runat="server" 
        Text="<%$ AppSettings: thisSeason %>" /> Sale!
    </div>
    </form>
</body>
</html>
<%@ Page Language="VB" CompilationMode="Never" %>

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">

<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" >
<head runat="server">
    <title>Noncompiled Page</title>
</head>
<body>
    <form id="form1" runat="server">
    <div>
        Welcome to the 
        <asp:Literal ID="Literal1" runat="server" 
        Text="<%$ AppSettings: thisSeason %>" /> Sale!
    </div>
    </form>
</body>
</html>

このコードは、Web.config ファイルから次の式を取得します。

<configuration xmlns="http://schemas.microsoft.com/.NetConfiguration/v2.0">

<appSettings>

<add key="thisSeason" value="Fall"/>

</appSettings>

</configuration>

注釈

クラスは AppSettingsExpressionBuilder 、Web.config ファイルの セクションの値 <appSettings> にアクセスできます。 <appSettings>Web.config ファイルの セクションには、キーと値のペアにアプリケーション固有の値が含まれています。

アプリケーション値は、フォームの式を割り当てることによって取得されます

<%$ AppSettings: appSettingsKey %>

をコントロール宣言のプロパティに指定します。 コロンの前の式の部分 (:)は取得する式の種類を指定し、コロンの後の部分はキーを示します。 上記の式は、Web.config ファイルから次の値を取得します。

<appSettings>

<add key="appSettingsKey" value="appSettingsValue"/>

</appSettings>

ページ パーサーは、プレフィックスを持つ式を AppSettings 検出すると、 クラスのインスタンスを AppSettingsExpressionBuilder 作成して式を処理します。

コンパイルされるページで式が見つかった場合、オブジェクトは、 AppSettingsExpressionBuilder Web.config ファイルから指定された値を取得するコードを生成します。 このコードは、生成されたページ クラスの実行中に実行されます。 コンパイルされないページで式が見つかった場合、オブジェクトはページ AppSettingsExpressionBuilder の解析と実行時に Web.config ファイルから値を返します。

コンストラクター

AppSettingsExpressionBuilder()

AppSettingsExpressionBuilder クラスの新しいインスタンスを初期化します。

プロパティ

SupportsEvaluate

コンパイルされないページで式を評価できるかどうかを示す値を返します。

メソッド

Equals(Object)

指定されたオブジェクトが現在のオブジェクトと等しいかどうかを判断します。

(継承元 Object)
EvaluateExpression(Object, BoundPropertyEntry, Object, ExpressionBuilderContext)

Web.config ファイルの <appSettings> セクションの値を返します。

GetAppSetting(String)

Web.config ファイルの <appSettings> セクションの値を返します。

GetAppSetting(String, Type, String)

Web.config ファイルの <appSettings> セクションの値を対象の型に変換して返します。

GetCodeExpression(BoundPropertyEntry, Object, ExpressionBuilderContext)

生成されたページ クラスでプロパティの割り当てに使用されるコード式を返します。

GetHashCode()

既定のハッシュ関数として機能します。

(継承元 Object)
GetType()

現在のインスタンスの Type を取得します。

(継承元 Object)
MemberwiseClone()

現在の Object の簡易コピーを作成します。

(継承元 Object)
ParseExpression(String, Type, ExpressionBuilderContext)

派生クラスでオーバーライドされた場合は、解析された式を表すオブジェクトを返します。

(継承元 ExpressionBuilder)
ToString()

現在のオブジェクトを表す文字列を返します。

(継承元 Object)

適用対象

こちらもご覧ください